アガシジィ (アレンカー)
学名:Apistogramma agassizii from alenquer
飼育のしやすさ :★★★★☆(75点)
水質へのうるささ:★★☆☆☆(余り気にしないでよい)
繁殖しやすさ :★★★☆☆(40点)
入手難易度 :★★★★☆(流通は少ない)
輸入状況 :一年に一度程
特記事項:個体差が大きい。
適応水質:pH4.5~7.5(比較的適応範囲は広い)
アガシジィはかなり広範囲に分布しており、産地毎によるバリエーションというよりは、個体差に起因するバリエーションが豊富である。
こちらはディスカスの産地として有名なアレンカー湖周辺で採取されるアガシジィ。
顔は青く、腹下や尻ビレが黄色い個体が特徴。
背鰭はオーロラのような色の個体が多い。
性格:アガシジィは全般的にオスの気が非常に強く、メスを追い回しやすい。
産卵傾向:2ヶ月に一度程度の頻度で産卵しやすい。
入り口が狭く、奥が広い形状の産卵床に産みやすい。
流木のくぼみ等を好む傾向があるように感じる。
産卵スイッチ:メスがオスに追い回されない環境を整え、自然とpHが下がっていくような環境作りを指標にすると産卵に至りやすい。
水換え等は上記のようにpHが自然と下がっていく環境を作る前に大幅に行って水換え間隔を開けていくようにすると良い場合が多い。
注意点:オスが非常に攻撃的であるため、メスが逃げ切れる環境作りを心がけよう!
底床選び:周囲の環境の影響を強く受ける種。
黒系の底床だと体色は全体的に黒ずむ。
白系の低床では色飛びを起こしやすい。
適度な黒さの低床を選びたい。
備考:照明の当たる角度によって見るたびに色が違って見える。
様々な変化を目の当たりにすると時間を忘れ、目が離せなくなるだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?