パヤミノニス
学名:Apistogramma payaminonis
飼育のしやすさ :★★★★☆(75点)
水質へのうるささ:★★★☆☆(それほどうるさくない)
繁殖しやすさ :★★★☆☆(60点)
入手難易度 :★★★★☆(非常に稀に来る)
輸入状況 :数年に一回ほど
特記事項:細けえこたぁいい!
適応水質:pH5.2~6.8(特に気にせず飼育可能だが6.0辺りが良い)
エクアドルのパヤミノ川に棲息する本種は謎多き種類。
と言うのも、ペルーやコロンビアでも採れ、ペルー側で採れた物はwolliという学名が付いた。
コロンビアで採れるcf.パヤミノニスは背びれや尾ビレが極端に伸長する特徴がある。
そして最も謎なのが「本当のパヤミノニス」はまだハッキリとした情報がない。
先述したwolliと本当のパヤミノニスの違いはラテラルスポットが2つの物がパヤミノニス、ウォーリーはラテラルスポットは1つで背鰭が伸びるなどと言われているが・・・
実はウォーリーもラテラルスポットが2つ出る個体もいる(2つ出るメスはかなり少ない)
要は、ペルーのナポ川とパヤミノ川が繋がっているので明確な定義が無いのだろう。(私はエクアドルの帰りに状態の悪い個体をペルー領のナポ川周辺で廃棄し、生き残りが定着してしまったのではないかと推測している)
個体を分ける定義がそもそも無いくらいに今の所は曖昧な種類なので(本当に採取された場所は漁師が口を絶対割らないので不明ですし/採取場所を他人に教えるって事は金庫の暗証番号教えるのと同じですしね・・・)日本には本物?のパヤミノニスはまだ来ていないのかもしれないしいっぱい来たのかもしれない。
個人的には尾ビレのライヤーがハッキリ(といってもピョンって感じ)伸長するのはwolli
ライヤー状に伸びない物がパヤミノニスだと思っている(勝手にw)
だって他に相違点がないんだもん。笑
ぶっちゃけてしまえば自分で採った物以外のアピストに明確なロカリティなんてものはそもそも存在しないので細かい部分を気にするだけ時間の無駄だとは思う。
(たんなる買付人を"敢えて""漁師"として「採取してきた!」と紹介してる人も居たりするので余計情報が混乱するんでしょうね(´・ω・`))
性格:ナイスニー系と比べれば温和、カカト系と比べれば好戦的。
産卵傾向:低pHを維持するとすぐに産む。
産卵スイッチ:特にスイッチはないがpHの上下を少なくするように気をつけると良い。
注意点:地味だなぁって思う時は水が合ってない可能性あり(底床が黒ならば)
底床選び:周囲の影響を受けにくいが明るい底床だと色はかなり薄くなる。
備考:絶好調モードの時は緑がかった青というか紫というか変な色になりがち。
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