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【iRacing】SeCR SFC Rd.5鈴鹿

どうも、岡田です!
今回は10月26日に行われたiRacingのJAF認定eモータースポーツ『SeCR SUPER FORMULA CHALLENGE(SeCR SFC)Expert CLASS Rd.5 SUZUKA』のレースレポートです。

運営メンバーの一人ではありますが、Rd.2ぶりに参戦してきました。
結果としては初めて今シーズンのSeCRでシングルフィニッシュの9位。
結構バトルもあっての結果で、楽しむことが出来ました!

■運営メンバーのくせに出場するという意味…

全5戦で行われた今シーズンのSeCR SFC。
実車スーパーフォーミュラの運営を行っているJRP(日本レースプロモーション)様の開催協力の下、Rd.3からはJAF認定eモータースポーツの一つとして行ってきました。

その関係もあり「iRacingのSF23」というパッケージで全5戦やってますが…
とにかく難易度が高すぎる!
と、開催運営のメンバーとしても、イチ参加者としても常々思っております(笑)

SeCR SFC 2024 Rd.4インディ クラブマンクラスのスタートシーン

特にRd.4クラブマンクラスでのスタートは、JAF認定を謳った大会でこれはいかんでしょという多重クラッシュが発生しまして、SeCRの運営としては「何とかしてこの難しいSF23を使って、初めてiRacingを触る人でもまずはスタートだけは事故らないようにせよ」という非常に難しいテーマの下で、レギュレーションの選定や参加者への周知に追われることとなっていました。

そんなSeCRに、運営のくせに出るということは、絶対に、絶対にインシデントを起こしてはならんわけですよ。

スタートで散ったり、誰かをクラッシュさせたりしては言語道断。
突っ込まれるのだって審議せにゃいかんくなるので大NGです。

…という出場するにあたり発生するリスクを承知で出たいくらい、イチiRacingプレイヤーとしてSeCR SFCは参加して面白い大会になってると思います。

■まさかの予選仕切り直し

運営のくせに相当に練習を積んで臨んだ本番予選。
セットアップが良い感じに決まっており、iRating3000以上のエキスパートクラスに集まった、並み居る猛者31人の中で自分でもびっくりの5番手タイムを出しました。

幻となった予選5位

前にいるのは465ガレージの2人とイゴール・フラガ選手、そして激速少年の石野選手。
その後ろからスタートできるなんて、めちゃめちゃチャンスやないか!
・・・と思った矢先。

なんと我々運営側のミスで、本来スタンディングスタートの所をローリングスタートで部屋を建ててしまっていました。

部屋を建て直しすることになりましたので、予選はやり直しとなります。

・・・言えない、文句が言えない!運営メンバーだもの僕!
いや~、これ一般参加者だったら普通にめちゃくちゃ文句言ってたと思います。
参加者の皆様、本当に申し訳ございませんでした。

仕切り直しの予選では、1回目の予選よりコンマ2程タイムを縮めていたのですが、速い人にチャンスを与えるともっと速くなりまして、相対的にグリッドは落ちて9番手よりスタートすることとなりました。

■エキスパートクラスらしいクリーンなスタート

誰もクラッシュしなかったスタート。流石エキスパートクラス

12周で行われる決勝レース。
SeCRのXアカウントで「参加者の皆様、スタートはお気を付けください」的なツイートを何回もやっていた手前、本当にスタートでのやらかしだけはダメ!とプレッシャーのかかったスタートシーンでした。

めちゃくちゃ安全にスタートを切り、ある意味予想通り2台ほど抜かれてしまいます。

それにしても、さすがエキスパートクラス。
参加した31台、1周目130Rまでは誰一人としてクラッシュせずに隊列を作って走り抜けていきました。

開幕戦・もてぎの時もクリーンなスタートでしたが、運営メンバーとしてはクラブマン参加者のお手本になるようなレースをエキスパートクラスで見られるのは非常に嬉しいですね!

1周目130Rでは、予選12位からロケットスタートで順位を上げていたスオミアッキ選手が単独スピンをしてしまい、岡田は10番手でオープニングラップを終えます。

■解説・一瀬さんの助言

話は飛んで、中盤に入った7周目。
10番手を走行し、田中選手(トムスカラー)を先頭とした8位争いの一番後ろで様子を見て、シングルポジションでのフィニッシュを目指してました。

この周の最終コーナーで、田中選手に仕掛けた福永選手がOTS ONの状態でトラクションが抜けてしまいスピン!

何とかこれを避けることが出来たのですが、加速が鈍ったところを背後を走っていた浅賀選手(DRAPOJIカラー)に抜かれてしまい、ポジションはキープとなります💦

運営のくせに、浅賀選手を抜いて9位に入りたい…
と思ってたところで、放送解説の一瀬さん(実車SF TEAM MUGENエンジニア)から『浅賀選手は低速からの立ち上がりが厳しそう』というお話が。

確かにヘアピンは僕の方が立ち上がりが良かったので、間合いを詰めて9周目のスプーン立ち上がりでOTSをONに!

シケイン進入で並べそうになりますが、浅賀選手もインを塞いでディフェンスしますので、1コーナーで仕掛ける予定に変更。
立ち上がりのトラクションはやはり自分の方が有利で、浅賀選手よりもタイトなラインで最終コーナーを走れたことによりインに並びかけることが出来ました。

1コーナーでインをついて9番手に!

相手が上手いと分かってる浅賀選手じゃないと、運営の身分であんなところねじ込んでバトルできませんでした。
ナイスバトルでした🙇

そのまま9位でチェッカーを受けました。
ホントにレベルの高いSeCR SFC。しかも過去最多出場台数の31台の中でシングルに入れたので、十分にやり切った感がありました。
ありがとうございました!

参加者の中春選手のフォト

さて、全5戦を終えたSeCR SFC。
とにかくSF23が難しく、クラッシュの無いレースになかなかならなかった、という点以外、参加者の皆さんのマナーも良く、練習サーバーにも積極的にご参加いただいて、最終戦では両クラスともスタートでのクラッシュは起こらないレースが実現しました。

運営メンバーの一人として、全5戦どこか1戦でもご参加いただきました皆様に感謝いたします。

来年のSeCRについて、勝手なことは言えませんが、何かはやる予定ではありますので、iRacingメインのiRacerな方も、アセットコルサがメインな人も、グランツーリスモしかしてなくてこれからPCレースシムも環境を作ろうとしてる人も、繋がって楽しめるようなイベントにしたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします🙇

今回は以上!
岡田

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