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【アセットコルサ】NEO SERIES 2024 Rd.7 道祖神峠

どうも、岡田です。
今回は10月20日に行われた、アセットコルサのeモータースポーツイベント「NEO SERIES 2024 Rd.7道祖神峠」のレースレポートです。

NEO SERIESの個人戦としては、このRd.7とRd.8の残り2戦となる天王山。
セットアップがハマり3位表彰台、賞金もゲットしましたが、ドリテン選手が優勝したことでRd.1から守り続けていたランキング首位の座を明け渡してしまう結果となりました。


■天王山の舞台は茨城県・道祖神峠

NEO SERIES 2024も残すところあと3戦。
最終戦のオフライン大会はチーム戦が主体となるため、個人戦としては今回のRd.7と次回Rd.8の2戦を残すのみです。

Rd.6を終えた時点で、岡田はランキングトップながら2番手のドリテン選手は僅か4pts差に迫る状況。
3番手のピーポー高橋選手も56pts差ですが、1ラウンド最大40pts入るNEO SERIESでは、まだまだチャンピオン争いに絡んでくる可能性があります。

そんな中で行われるNEO SERIES 2024 Rd.7の舞台は、茨城県の「道祖神峠」というコース。
これまでのNEO SERIESの中で最も全長が短く、ベストタイムだと36秒後半でバトル区間が終了します。

途中3車線あって道幅が広い区間があるのが特徴で、昔は関東地区の走り屋さんの中では有名なドリフトの聖地だったようです。
Youtubeで検索したら、当時の絶対アカン感じの動画がゴロゴロ出てきます(笑)

■ドオーバーなマシンセット×切れ角800°セッティング

これまでの峠バトルコースと違うのが、今回の道祖神峠はダウンヒルコースを使用するところ。
ここ数戦、セットアップが決まらず車の戦闘力負けをしている気がしていたので、今回はかなり早い段階からWRXのセット出しをしていました。

しかしながら、練習サーバーでライバルのタイムを見ると、コンマ3秒ほどの遅れが。
36~37秒しかないコースでコンマ3秒も後れを取っているのは致命的です。

これまで僕の好み的に「リアがどっしりしてて、アクセルで曲げる弱アンダー」な方向性だったのですが、考え方を変えて「コーナー進入でリアが軽く、車を押さえつけて乗るような、ドオーバー」な方向性のセットアップにしました。

今回もZENKAIRACING 4.1軸モーションシミュレーターを使用

加えて、今回使用するZENKAIRACING製「ZR-SX400 GT」シミュレーターも好みにセッティング。
「アクティブペダル」でブレーキング時のコントロールがしやすいようペダルタッチ、波形を変え、さらにステアリングの切れ角を本来900°の所を800°に変えました。

以前自分がnoteで書いた考え方とは真逆の切れ角変更ですが…。
タイトな峠コースでオーバーステアな車をコントロールするには、ステアスピードを上げて、横に滑り出しそうな車をステアリングで押さえつけられるような調整をしました。

これが正解だったようで、タイムも36秒7~9を頻繁に出せるようになり、ライバルとの差は一番速そうな人と比べてもコンマ1に抑えられ、自信をもって本番日を迎えることが出来ました。

■Best32 vs hailein選手

今回のRd.7は募集上限の32名の選手が出揃いました。
ZENKAIRACINGからもRd.4に参戦していたViola-seven選手に加え、今回は塩谷くんがスポット参戦!

また、ドリテン選手も加入したゲーミングクラン【芸夢】のメンバーも3人体制で参戦。
3人とも強敵で、ドリテン選手がA/B側の山にいる中、他の2人が僕と同じC/D側の山にいて、なかなか厳しくなる予感…。

初戦のお相手はキーボード操作だというhailein選手。
1本目後追い時の後半で、hailein選手単独のコースアウトを喫しており順当にアドバンテージを得られるかと思いましたが…

ごめんなさい、完璧に余裕をかまして失敗しました🙇
ゴールライン直前で激ダサスピン。
運営も大困惑の長時間審議の対象となりました🙇🙇🙇

先行の2本目で引き離すことに成功し、辛くも勝利となりました。

■Best16 vs ???選手

ベスト16のお相手は、オフライン大会でもお会いしたことがある『???』選手。

1本目先行時にしっかり引き離し、2本目後追い時にはS字で???選手がスピンを喫し、こちらも勝ち上がることが出来ました。

これで、前回Rd.6では逃した本戦放送に映ることができます💦

■Best8 vs 田中さん選手

ベスト8の顔触れはご覧の通り。
ドリテン選手が順当に勝ち上がり、ZENKAIRACING&OVER DRiVEとしてもチームメイトなViola-seven選手も残りました。

一方1回戦でランキング3位のピーポー高橋選手がyusa松選手敗れ敗退。
同じZENKAIRACING墨田ファクトリーから参戦した塩谷君は、田中さんに敗れ敗退してしまうなど、要所で【芸夢】チームの活躍が光ります。

ベスト8の対戦相手は、【芸夢】でコーチ役となっている田中さん。
実は直接対決は初めてですが、速いことは事前の練習や他の大会での成績でリサーチ済みです🙇

リアを流す走りが特徴の田中さん

サドンデスまでもつれた対田中さんのベスト8。
セットアップなのか走り方なのか、前半の中高速S字区間は田中さんの方が速く、後半の回り込む所はこっちの方がアドバンテージがあるような感じ。

同じようなタイムを出すライバル相手に、37秒しかないバトル区間ではワンミスすると取り返しがつかないことになるのは明白。
さらに言えばドリテン選手はすでにベスト4進出が決まっていて、ここで負けたらヤバいという重圧もあって、プレッシャーが凄かったです。

最終的にサドンデスの2本目の先行の走りが上手く決まり、僅かにアドバンテージを得たことでここは勝利!
結果発表で思わず「おっしゃあ!!」って叫んでしまった(笑)

■Best4 vs yusa松選手

ベスト4の顔触れはこのようになりました。
Viola-seven選手は残念ながらたいせい菌選手に敗れてしまいました。

ドリテン選手がたいせい菌選手を下して決勝進出を決める一方、僕と対戦するのはこれまた【芸夢】チームのyusa松選手。
NEO SERIESでは初めての参加ですが、大阪府にあるシムショップ『MIDBASE』でコーチングされている方で、練習サーバーでは恐らくこの人が一番速いと睨んでた選手です。

田中さんの時と違い、yusa松選手相手では前半S字区間で僕が速く、後半の区間で後れを取っているような感じでした。

練習で一緒に走ってる時から思ってましたが、この方はとにかくミスが無く、良い意味で機械のような走りを毎回決めてきます。
サドンデスまで持ち込むことが出来ましたが、後追い時の先行車との詰めがコンマ2秒yusa松選手の方が上回っていたということで、ここで敗退となってしまいました。

ん~~悔しいけど、こっちは全くミスしてないから、仕方ない。
運営の結果発表も時間を取る程接近した差で負けたんで、満足ではないけど満足です!(笑)

■3位決定戦 vsたいせい菌選手

ベスト4敗退となったことで、3位決定戦出場となります。
3位か4位かではポイントが違うのはもちろん、何より賞金が得られるか否かが掛かっていますので、非常に重要な1戦です。

※オンボード撮り忘れにより、リプレイでの映像(こっちの方が見やすい?)

3位決定戦のお相手は、ドリテン選手相手にサドンデスまで持ち込んだたいせい菌選手。

田中さん、yusa松選手の対戦で、コース後半が特にセットアップがハマってると感じていたため、1本目後追い時は前半は接触なく安全にまとめ、後半で詰め寄る作戦にしました。

作戦通り1本目ついていけたので、2本目の先行では最初からプッシュして、手堅く勝利し3位表彰台にはしっかり登ることが出来ました。

3位というリザルト自体は良くできたと思うし、賞金も1万円Getなので嬉しいのですが…。
ドリテン選手が優勝してランキング首位を奪われたことと、形的に【芸夢】チームにしてやられた感じなのがくやし~~~!!

大会後のZENKAIRACING墨田ファクトリーメンバー

ですが、今回塩谷君も出場して、よりチーム感ある体制で参加できて楽しかった!

NEO SERIES 2024 Rd.7終了時点個人ランキング
1st ドリテン【芸夢】選手…229pts
2nd 岡田 衛…224pts -5pts

Rd.7の結果により、個人ランキングのトップが入れ替わり、5pts差で追う側に変わりました。
チャンピオンの可能性は2人に絞られた状態。
5pts差は、優勝すれば自力でチャンピオンになれる差です。

しかも最終戦は峠ではなく、高速道路と一般道を繋いだ「みなとみらい」特設コースという発表がありました。
これは普通に楽しみですw

実は最終戦が開催される11月16日は、出張で岡山県にいる予定なので、参加できるとすれば近辺にあるシミュレーターショップからの参戦になります。

チャンピオンが掛かってて、さらに追う側で当日慣れない筐体で挑むのはかなりチャレンジングですが、この状況もまた楽しめればと思います。

そんなところで、今回は以上!
岡田

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