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【アセットコルサ】HC GALLERYオートサロン頂上決戦2025
どうも、岡田です!
2025年1発目のnoteです。皆様明けましておめでとうございます!
さて新年最初の投稿は、先日東京オートメッセ会場で行われたアセットコルサのeモータースポーツ『HC GALLERYオートサロン頂上決戦2025』の大会レポートです。
全国のシミュレーターショップから参加できるタイムアタックから始まり、実車のJAF戦レース参戦権をかけたeモータースポーツ大会!
ちょっとグレー?なスタッフ兼業参戦で今年の実車レースのシートを獲得しようと参戦しましたが、結果は2位となりました!
■大会の概要
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今回の大会は、レーシングシミュレーターショップやレース車両のシェアリングサービスを行っているHC GALLERY様が主催するeモータースポーツ大会です。
全国の提携シミュレーターショップ9店舗から参戦できるタイムアタックランキング上位32名が、2025年1月11・12日に開催される「東京オートサロン」に招待され、特設ブースに設置されたシミュレーターでレースを行います。
11日、12日の勝者2名には、なんと富士チャンピオンレースの86/BRZレース参戦フルサポート権がプレゼントされ、この大会に勝てばまさに「シミュレーターから実車」が実現するという大太っ腹な大会となっております。
昨年大会も参戦しておりますが、残念ながら準決勝戦で敗退しているこの大会。
今年も参戦されたら出たいと思ってました。
■ZENKAIRACING TOKYOよりTAに参戦し、5位通過!
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まずは上記9店舗のシミュレーターショップで行われているタイムアタック大会で、32番手までに入る必要があります。
タイムアタックの内容はニュルブルクリンク北コースを、ZN6型86で走るという物。
提携店舗を見て分かるように、この大会にはZENKAIRACINGも協力しておりまして、実店舗3店TA可能店になっているうえ、決勝のオートサロン大会では勤務先のZENKAIRACING墨田ファクトリーのシミュレーターを持ち込み行われます。
ZENKAIRACINGスタッフな自分が大会参加するのは、結構グレーなことは自覚しつつ…。
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昨年12月GRACETRACK ZENKAIRACING TOKYOのモーションシミュレーター『ZR-SX400 GT』を使って、8分30秒190で5番手通過を果たしました!
空気を読まず?決勝大会へと参戦いたします。
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■オートサロン会場には2メーカー8台のシミュレーターが!
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年が明け、2025年1月10~12日の期間に幕張メッセで行われた『東京オートサロン2025』の東ホール7に、今大会の会場となるHC GALLERY様のブースが建てられました。
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このブースではHC SHARINGとしてレース参戦の為にレンタルできるGR86の2台と共に、IROC製の『DRiVe-X』4台とZENKAIRACAING製の『ZR-SX100 GT』及び『ZR-SX400 GT』、合計8台のシミュレーターが設置されました。
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■大会参戦シミュレーター筐体
1位グリッド(白)…DRiVe-X黒/SIMAGIC P1000ペダル&セミバケシート
2位グリッド(青)…ZR-SX400 GT(4.1軸モーションSIM)
3位グリッド(紅)…DRiVe-X黒/SIMAGIC P2000ペダル&Dシェイプステア
4位グリッド(橙)…ZR-SX100 GT/3画面MOZA R16モーター
5位グリッド(灰)…DRiVe-X赤/SIMAGIC P2000ペダル&円形ステア
6位グリッド(赤)…ZR-SX100 GT/1画面MOZA R12モーター
7位グリッド(黒)…DRiVe-X白/SIMAGIC P1000&フルバケットシート
8位グリッド(黄)…ZR-SX100 GT/1画面SIMUCUBE2 Sportモーター
ご覧のように、グリッドに応じて8台全て異なる仕様のシミュレーターが割り当てされる、ある意味シミュレーター屋さんのブースらしい?大会となります。
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大会のルールとしては、決勝進出した32名を土曜日・日曜日にそれぞれ16名ずつに分け、さらに8名ずつの準決勝戦が2戦行われます。
最後に残った8名のレースでの優勝者に実車レース権が贈呈され、土日勝者2名が実車デビューサポートを受けられるという大会になっています。
岡田は5位通過でしたが、上位の2名が欠場し、3位通過扱いで11日土曜日大会への参加となりました。
■使い慣れたZR-SX400 GTで準決勝Aレースはトップ通過!
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まずは準決勝レースAに出場します!
グリッドは2番手となるので、青い86/ZENKAIRACAING製ZR-SX400 GTを使用し参戦となりました。
実はこの筐体は、昨年の『NEO SERIES』やiRacingでのレースで僕がメインで使わせて頂いている筐体そのもの。
ほぼ反則なのですが、オフライン大会なのに一番使い慣れたシミュレーターを使用してのレースとなりました。
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ニュル北2周で争われる準決勝。
タイヤや燃料の消耗はなく、全力でニュル北を攻めまくる必要があります。
予選タイムアタックでぶっちぎりのタイムをマークしている、16歳のクロサワカズマ選手が乗る白い車体を先頭にレースがスタート!
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初乗りのDRiVe-X筐体にまだ慣れていないクロサワカズマ選手がクリップを外した隙に、いつも通りの操作感で慣れている岡田の青い86が序盤からインを刺して、トップへ!
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序盤は上位5台1パックでレースが展開されますが
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■HC GALLERYオートサロン頂上決戦2025 土曜日準決勝レースA
(名前/タイム差)
1位 岡田 衛(青)/17:08.876
2位 クロサワカズマ選手(白)/+5.675
3位 松山雄大選手(橙)/+9.261
4位 TT選手(灰)/+18.627
5位 たいせい菌選手(紅)/+20.157
6位 RYO選手(赤)/+21.964
7位 R8R-TAK35H1選手(黄)/+34.593
8位 ミチタカ選手(黒)/+36.478
※太字は決勝進出者
最終的にはあのクロサワ選手を、5.6秒引き離しトップで準決勝Aレースを通過することができました。
しかも、使い慣れた筐体だからか、予選タイムアタックよりも速い8分29秒台を2周目にマークしました。
本っ当に大人げないことをしました。
使い慣れてる筐体か否かって、めちゃくちゃ大きい差が出ますね…w
■DRiVe-X筐体同士の優勝争い!
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決勝戦は「準決勝A」で進出した選手が奇数グリッド(=DRiVe-X筐体)、「準決勝B」で進出した選手が偶数グリッド(=ZENKAIRACING筐体)で行われます。
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再び乗る筐体がシャッフルされ、ポールポジションスタートとなった僕はDRiVe-X筐体1号機で挑みます。
この筐体にはSIMAGIC製Alpha MiniモーターとP1000吊り下げペダルが組み合わされていて、シートも市販車に近いセミバケットシートが取り付けられています。
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決勝レースは準決勝レースから更に1周追加の3周で争います。
タイヤや燃料の消耗は引き続き無し。
速さも必要ですが、ミスしないことが何より重要な決勝レース。
序盤特に波乱なく、グリッド通りに進行していきますが…
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1周目高速セクションからの左高速コーナーで、準決勝レースBで勝利し2番手グリッドだったくらけん選手が、岡田に並びかけた所でコースアウト!
続く右コーナーでコースアウトにより大きくタイムロスします。
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これで後方には準決勝レースAでも争ったクロサワカズマ選手の赤い86が2番手に着けます。
クロサワカズマ選手は僕の隣のDRiVe-X筐体2号機を使用して走行中。
暫く1秒~0.7秒の差をキープし、抜きどころが少なくスリップストリームも効きにくいこの状況ならまずは幸先良い1周目になるかと思いましたが…。
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「ミニ・カルッセル」手前の左コーナーでアンダーステアを出してクリップに着けず、ここを理想的なラインで抜けたクロサワカズマ選手が急接近!
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1周目ドッティンガーストレートで横並びになると、トップが入れ替わり、抜かれてしまいました💦
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しかしペース的に大きく負けているわけではなく、予選タイムトライアルの結果からすると、DRiVe-X筐体への適応は僕の方が上手くアジャストできているようで、2周目は紅白の86でのランデブー走行が続きました。
この時点で3位以降との差は5秒以上開いており、クロサワカズマ選手との慣れないDRiVe-X筐体同士の一騎打ちという状態になりました。
■車間0距離でプレッシャーをかけるも…
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3周目・ファイナルラップへ突入。
実車レース権をかけた最後のバトルが開幕します。
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まずは1周目のフルークプラッツ立ち上がりからクロサワカズマ選手のスリップに入り、続く高速左コーナーでインに顔を出してみますが、ここは無理できずに並びかけるのみ。
積極的に仕掛けていきますが、さすがにZENKAIRACINGの服を着てこの大会に出させてもらってるので、不用意な接触で台無しにして何とも言えない雰囲気にしてしまうと、多方面からの冷ややかな視線に耐えられなさそうなので無理はできません…。
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とは言え、負けるのも嫌です。
3周乗ってDRiVe-X筐体にも慣れてきて、前を走るクロサワカズマ選手に車間0距離でプレッシャーをかけ続けます。
iRacingではSeCRなどで圧倒的な強さを誇り、予選TAでもぶっちぎりだったクロサワカズマ選手がこの位でミスをしてくれるとは思ってないですが、抜きどころが無いニュル北コースでは相手のミスを待つ他ありません。
この距離を維持すれば、ギリギリ最後のストレートでスリップを使って勝てるかな…と思ったのですが。
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最後のストレートに繋がる第2カルッセル。
ここがクロサワカズマ選手、めっちゃくちゃ速い!!
ベタ付けだった車間が開いて、およそ0.5秒差になってしまいました。
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他の車ならこの距離だと、むしろ有効的にスリップストリームを使って一気に追い抜けるのですが、トヨタ86は5速と6速が離れすぎていてドッティンガーストレートは6速に入れるとスリップに入ってても失速します。
そのせいで215km/h以上車速が伸びず、クロサワカズマ選手との差は埋まりません。
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ダ、ダメだ~~!
負けたぁ~~~~~!!!!😭😭😭
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■HC GALLERYオートサロン頂上決戦2025 土曜日決勝レース
(名前/タイム差)
1位 クロサワカズマ選手(紅)/25:38.830
2位 岡田衛(白)/+0.521
3位 くらけん選手(青)/+6.319
4位 しーなありさ選手(黄)/+14.727
5位 Hk選手(赤)/+15.481
6位 松山雄大選手(灰)/+19.487
7位 TT選手(黒)/+19.915
8位 ヒロセトモキ選手(橙)/+29.686
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2位表彰台獲得となりまして、実車レース権は獲得できませんでしたが、F1日本GPのシャンパンファイトに使用されている『フェッラーリ F1®リミテッド・エディション “スズカ”』というシャンパンが上位3名に贈呈されました。
F1ドライバーと同じシャンパン貰えるってすごくね…?
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そんな訳で、残念ながら今年の実車シートはゲットできませんでした…。
しかし、16歳でこれだけのパフォーマンスをオフライン大会で魅せたクロサワカズマ選手が、JAF公式レース出場権をゲットしたのは、個人的にも超楽しみ!!
JAF戦は普通免許証が必要なのですが、HC GALLERY様はクロサワカズマ選手が免許取得してJAFライセンスを持つまで権利使用を待つそうです。素敵すぎる。
僕が16歳の時だったら、この場でトップ争いするなんて絶対無理だったな(笑)
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また、今回の大会のキーワードは『筐体慣れ』でしたね。
個人的に、若い世代最強の一人であるクロサワカズマ選手に対して、僕が慣れてるZENKAIRACINGの筐体なら勝てて、慣れないDRiVe-X筐体だと僅差で負けた結果は、非常に興味深いデータになりました。
来年も開催されたら、参加を禁止されない限りは出て盛り上げたいですし、あわよくば実車レース権利を空気を読まず取りたいと思います!!!(笑)
今回は以上!
岡田