正しくしか鉛筆を持てなくなるアイテム
Facebookに、「正しくしか鉛筆を持てなくなるアイテム」についてupしたら、作り方を知りたいという声があったので、こちらに。
これは、メンタルウェルネストレーニング協会のビジョントレーニング講座で教えてもらったものです。
鉛筆の持ち方が悪いと、先っぽを見るのに自分の手で隠れてしまい、体を捻って見たり目を片方しか使わないで見たりして体のバランスを崩してしまうので、正しい持ち方は大事!と講師の岸さんが色々考えて作ったというもの。クリップとか、色々な補助方法はあるけど、鉛筆を握り込むように体の向こう側に倒して使う子の矯正は難しいんですよね。向こう側に倒すと、正しい姿勢ではペン先が見えないので、横から捻るように見ながら書いたり、体を倒して書いたりするようになります。
そこで、このアイテム!(てっててーん!)
先っぽの消しゴムは、ダイソーの不揃い消しゴムをカットしていい感じに握りやすくカッターで削ったものです。
こうやって、薬指と小指で握り込みます。
(岸さんは、大きなお子さんに持たせることが多いためか、おもちゃ消しゴムの寿司🍣にゴムを通していました。おもちゃ消しゴムは糸を通すのに力が必要です。私はセリアの極細クラフト用ゴムを毛糸針で通しています。)
消しゴムを握り込むことで、4本指での持ち方ができなくなります。親指と人差し指で挟むのがどうしてもできなかったら、おゆまるで型取りしてはめるしかないかも…。でも、そこまでどうしても無理っていう子はまだ見たこと無いです。
このアイテムの圧倒的にいいところは、前に絶対倒せないこと!!倒すとゴムの抵抗に遭うので、自然と倒さなくなります。
鉛筆を向こうに倒す子ってよーく観察していると大きな文字でも手首と手の甲のの場所を固定して指先の動き(特に人差し指)だけで文字を書こうとしているんです。このアイテムをつけると、鉛筆の持ち方が固定されるから指先だけでどうにかすることができなくなります。
ということで、ぜひ試してみてください!
1年生の鉛筆持ち始め、最初は頑張って習った通りに書こうとするんだけど、どんどん慣れてきて楽に書こうとして崩れてくるのですよ。直すのは今がチャンス!
あとは、肩が凝ってうまく力を抜けない子もいるので、両手を持って軽く動かせる方向にぐにゃぐにゃ腕と肩を動かしてあげるとうまく動かせるようになったりしますよ〜。(みんな「あ゛〜あ゛〜あ゛〜あ゛〜」と言いながらぐにゃぐにゃされてます。子どもが力を入れないように声をかけるのと、力が入らない角度を探すのがポイント。)
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