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パワーポジションを作るには椅子が役に立つ
こんにちは!
ストレングス&コンディショニングコーチでありムーブメントコーチの山越です!
勝手な印象なのですがバスケットボールの指導者は
の多くがこのことで悩んでいると思います。
パワーポジション(PP)
バスケットボールの専門用語でいうと
トリプルスレットポジション(TTP)
シュート、パス、ドリブルがすぐできるポジションのこと。
TTPはオフェンス時の姿勢のことを言っていますが、ディフェンスの姿勢でも共通する部分があるのでそういうのもひっくるめて僕はパワーポジションって言ったりします。
要は
パワーポジション=バスケットボールにおいてオフェンス、ディフェンスそれぞれで共通する基本的肢位
という風に定義しています。
オフェンスとディフェンスで全く同じ姿勢ってことはありませんが、共通している部分が多いのです。
個人的に共通していると思う部分→ヒップヒンジ、足関節の背屈、腰椎-骨盤の安定性
オフェンスとディフェンスで異なるなと思う部分→胸椎の回旋、スタンス(横と前後)
て感じですかね。
他にも有れば補足してください。
で、指導者の方が「パワーポジションができていない」って言う時は大抵
ヒップヒンジと腰痛-骨盤の安定性
が欠如していることが多いです。
なのでそこにアプローチすることが多いです。
そしてパワーポジションの構築の時によく使うものが
椅子
なのです。
椅子を使うメリット
①姿勢を調整しやすい
椅子に座ることで股関節以下の筋肉が緩むのでそれらの筋肉の緊張による姿勢の制限を受けないので姿勢が調整しやすいです。
②足部の荷重位置が分かる
椅子から立ち上がる時に身体を前傾にしてから立ちますよね?それは何故かというと重心を支持基底面内にいれ、且つ一番安定する位置に荷重する必要があるからです。それが達成できて初めて「立つ」という動作ができます。
その立つという動作の途中で止まることで
・重心が支持基底面内にあることで最低限の安定感が得られる。
・前後左右上に出力方向が変更しやすい位置に荷重できる
というオフェンス、ディフェンス問わずパワーポジションに適したベースの姿勢が作れるのです。
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是非椅子を使ってパワーポジションをとる練習をしてみてください♪
では。
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※ノー編集、カメラマン私です。