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こんにちは!

ストレングス&コンディショニングコーチでありムーブメントコーチの山越です! 

私が指導時に心がけていることを書きます。

それは

「ポジティブで終わること」

どういうことか?

セッションそのものを明るい雰囲気でやるということか?

いいえ、違います。

それができればいいのですが性格上、それは無理なのです。。。(泣)

ではではどういうことか?

指示を出す時、修正をかける時に必ずポジティブな声がけで締めるということです。


指導をしていると、一回の指示で全選手が上手くできるということはそうそうにありません。

そういう場合は修正のための声がけをしなければならないのですが、その時にネガティブな声がけのみで終わりにしてしまうことってありませんか?

例えば腕立て伏せ。

背中を丸めて行っている選手がいるとします。

この選手に指示する時にどうしますか?

「背中を丸めるな!」や「背中をまっすぐにしろ!」

といった言葉を言いませんか?

その上で「肩を痛めるぞ!」

というネガティブな言葉で締める。

こういうことって指導しているとよくあると思うんです。

実際こんなこと書いている僕もまだまだ甘ちゃんなので時々やってしまっていますが。。。(恥)

その声掛けで修正できればいいのですが、何人かは「怒られた」「間違っているんだ。。。」とかネガティブな方に思考が向いてしまい、その後のトレーニングも積極的に行えず、間違えないように間違えないようにというマイナス思考に囚われながらトレーニングをするようになってしまうかもしれません。

そういうマインドが身についてしまうと実際のスポーツでもアグレッシブなプレイができなくなったり、チャレンジができなくなってしまうかもしれません。

それはとても勿体無いことです。

では、どう声がけすればいいか?

間違い、とか、危ないことはもちろん指摘していいと思います。

ただ、ネガティブな言葉で終わりにするのではなくポジティブな言葉=その選手がより良くなる言葉で終わりにしてあげると選手も前向きに取り組んでくれるのではないかなと思います。


さっきの腕立て伏せの例。

「背中を丸めると肩を痛めるぞ」
の後に
「背中をまっすぐにしてやればしっかりと肩と腹筋、背筋が鍛えれるから姿勢良くやろう!」

という風に言ってあげればその選手にもメリットがみえるから前向きに取り組みやすくなると思うんですよね。

怒られた、っていう感覚も薄まるだろうから積極的な姿勢が失われる可能性も減るし。

基本的に選手が上手くできない、指示通りにできないのは指導者側に問題があります。

選手が、クライアントが、トレーニングを上手に行えない時に

「違う!」
「そうじゃない!」
「なんで出来ないんだ!」(←これ一番最悪)

という風に言う、もしくは思うのではなく

「どうしたら、どう言ったら、できるのだろう?」「何か代替案はないか?」

という方向に思考をシフトして、それを選手やクライアントに、間違いを指摘した上でメリットが分かりやすいように指示してあげるとお互いハッピーに有意義なトレーニング時間になると思います。

ちなみに言うタイミングはトレーニングをやっている最中に長く喋っちゃうと選手はトレーニングに集中できなくなってしまうので、レスト中に言うと良いと思います。

トレーニング実施中は「短く、わかりやすい」言葉でパッと指示出す方が伝わると思います。

そういった場合のキューイング(指示出し)についてはまた今度。

以上、指導時の参考にしてください♪

では。

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