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ムーブメントトレーニングセミナー超入門編を開催しました!
こんにちは!
ストレングス&コンディショニングコーチでありムーブメントコーチの山越です!
昨日、5月21日にムーブメントトレーニングセミナー超入門編を開催しました!
ムーブメントトレーニング、の認知が高まってきている昨今、
「実際ムーブメントトレーニングってどんなものなの?」
「複数回のコースがあるのは知っているけど、どんなものか知っておきたい。」
「ムーブメントトレーニングってどんな人に使えるの?アスリートだけ?」
というお悩みに応えるべく企画されたセミナーです。
主催者とゲスト
主催者は株式会社ウィンゲートです。
そして、講師として私が選ばれたのですが、なんと本セミナーの前に行うパネルディスカッションのゲストとして
一般社団法人School of movementの代表朝倉全紀氏
株式会社SAWAKIGYMの代表澤木一貴氏
のお二方が招待されました。
このお二方、私にとても縁が深い方々です。
澤木氏は私が専門学生だった時の常勤講師。機能解剖学を主に教わりましたが、卒後20年近く経ちますが改めて澤木先生に解剖学を教わってよかったなと思う日々です。楽しくトレーニングを行うことも澤木先生の姿を見て学びました。アームカール祭りは今でもいい思い出です。
朝倉氏は日本でムーブメントトレーニングを広めた先駆者です。そんな朝倉氏がアスレティックパフォーマンスディレクターを務める社会人アメリカンフットボールのチームで下積みをさせていただきました。トレーニングに対する思い込み、先入観を捨て去ることができました。200レップスシリーズや3分ホールドの辛さと達成感は何物にも変え難い経験でした。
そして、株式会社ウィンゲート代表の遠山氏も専門学生時代に授業を教わっていました。科目はウェイトリフティング。恥骨にバーが当たるあの感覚は忘れることができません。遠山先生が企画、主催するセミナーにも多く参加しました。そのセミナーの一つに若手トレーナーの登竜門として名高い「ルーキーリーグ」がありました。このセミナーのおかげでトレーナー同士の横のつながりを作ることができ、セミナーの内容と同じくらい価値のあるセミナーでした。その後、一時期ルーキーリーグの運営を任せていただいた時期もありました。それもいい経験です。深夜過ぎまで共同で運営をしたトレーナーとミーティングをしていたのが懐かしいです。
セミナーの内容
セミナーの内容は
1、ムーブメントトレーニングについてのパネルディスカッション。
スポーツ現場がメインの朝倉氏、パーソナルがメインの澤木氏、両方行っている私がムーブメントトレーニングについて、司会の遠山氏から議題をいただきつつディスカッションしました。
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2、講義
3人でのパネルディスカッションを終え、会場が温まったところでムーブメントトレーニングについての講義がスタート。
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今回の講義の内容は
・なぜムーブメントトレーニングが必要なのか?
・ムーブメントトレーニングの概論
・ムーブメントトレーニングの実技
・まとめ
といった構成でした。
そもそも何でムーブメントトレーニングをやるのか?というかムーブメントトレーニングはどの指導者やどのクライアントにとって有益なことなのかがわかっていないと、指導者側は学ぶ意味がありませんし、意味のないことを行わされるクライアントには無益なセッションになってしまいます。
で、結論から言うと
「ムーブメントトレーニングはどの指導者にも、どのクライアントにも活用することができます。」
結局は習ったことをどれだけ自分ごとにできるかが重要なのです。
僕の経験則から言うとムーブメントトレーニングはアスリートのみならず、パーソナルトレーニングを受けられる一般のクライアントにも大いに活用することができます。
ゴルフやマラソンなどのスポーツパフォーマンスアップにも、下肢のリハビリ、トレーニングにも。
どう運用するかが大事です。
なので今回のセミナーでは実際の現場での活用例を交えさせていただきました。
ただ、活用例を示すにも概論はしっかりと押さえていただきたいと思い座学もしっかり行いました。
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そして、座学が長くなりすぎてもいけないので実技に突入。
今回は前方向の加速と横方向の加減速の実技を行いました。
前方向の加速はマラソンに絡めて
横方向の加減速はゴルフに絡めて
エクササイズの説明を行いました。
3、実技・前方向の加速
前方向の加速では
反発と引き込み
をキーポイントにエクササイズをレクチャーしました。
しっかりと股関節を引き込んだ状態で、反発を得られるポジションに足首を固定しておくことが前方向に限らず、どの方向へ加速するにもキーになってきます。
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4、実技・横方向の加減速
横方向の加減速では
壁やツールを用いて角度をつけ、横方向へ力を出す感覚を養うのと、引き続き股関節の引き込み
をメインにエクササイズをチョイス。
結論、やっぱり横の動きは力の出し方が難しい。
改めて、横の動きは時間をかけてトレーニングしていくものだなと感じました。
それでもみなさん、いつもと違う感覚があったようで何よりです。
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チューブやケーブルを使うと力を出す方向が規定できるからやはり使いこなせると便利です。
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実際、横への移動を多く入れると難易度が大幅にアップ。
ただ、難しい分できるようになったらそれだけ伸びる可能性があるということ。
紹介のみになってしまったエクササイズもありました。
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プレートによる外乱を加えることでより、股関節の引き込みを強調します。
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後ろの足首を固定した上で前脚をボックスの上に乗り降りさせる。
足首の固定感を養うトレーニングです。
そして今回何よりもすごかったのが
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恩師二人が実技で補佐をしてくれたこと。
もう、感謝しかありません。
何歳になっても恩師からは学ぶことばかりです。
そんな多くの方の協力もあり、セミナーは10分弱押して終了しました。(遠方から来ていただいた方、申し訳ございません。)
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セミナー後、「第二弾だね。」といった話も出ました。
もし、また呼んでいただけるなら喜んで引き受けたいと思います。
遅くまで本当にありがとうございました!
では!
過去セミナー ダイジェスト&購入
↓↓↓↓↓
「スプリントのスタート」
https://note.com/apcyamakoshi/n/nddc96c5eeeaf
「減速・ストップ」
https://note.com/apcyamakoshi/n/n18f12fe63656
「一流の横の動き」
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「当たり負けしない身体の使い方」
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「方向転換&切り返し」
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「ジャンプトレーニング」
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「基本姿勢からの動き出し」
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ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day1「スプリント」
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ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day2「横方向の加速・減速」
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ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day3「多方向への減速」
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