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焚き火の時間だあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

怒濤の12連勤が終わって漸くお休みがもらえたのでここぞとばかりにペレット焚き火をしてきたのでした。しかしながらお昼からヴァイオレットエヴァーガーデンの映画を見に行く約束を友人としているので小一時間で焚いて鎮めてを終わらせねばならない!

ということで本当はいろいろと写真撮っておきたかったんですがそんな余裕もなくなっちゃって3枚で終わってしまいました。次はもっとゆっくり焚きつつ写真撮りつつ、を目指します…

■本日の装備

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主立った物だけ紹介。といいつつ割と漏れています。

一番左。8lのサイクリングサック。この中にさらにAsh Sack、グリーンシート、火吹き棒なんかが入っています。

その右隣。セリアで買った400mlくらいの水筒満杯のペレット(パイン材)。この量でPyromaster2満杯までペレットを詰め込めます。が、そこまで詰め込まない方が良いです(後述)。

その隣(上)。木村屋安子さんのレクタングルポーチ。着火剤、バタフライソー、ナイフを入れています。その下の同じく木村屋安子さんのポーチには簡易的なファーストエイドキットを入れています。

更にその隣(上)。スタンレーのキャンプクックセット。700ml入って折りたためるハンドルがついてるし、蓋に注ぎ口が2種類着いているのでなかなか便利。その下にあるサーモスの保冷缶ホルダーを蓋付きでinできるのも美味しいところ。

一番右は、言わずもがなな今回の主役Pyromaster2にございます。

■焚き始め(10分くらい)

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熱を防ぐ物(厚手のアルミホイルとか難燃性のカーボンとか)を敷いてその上にPyromaster2を展開して、周りを風防で覆ってPyromaster2にペレットを投入したら、自作の着火剤(キッチンペーパー/コットンボールに蝋を染みこませた物)を使って着火…したかったんですが風が強かったこともあってなかなかペレットに着火せず。どーせ駄々余りさせてるし、ということで多めに使ってなんとか着火。

で。写真じゃ分かりづらいんですが、今回Pyromaster2には例のボトルの中身を全部投入しています。それがちょうど手前の切欠のラインギリギリ、と。先述した「満杯まで投入しない方が良い」というのがこの話で、ここまで詰め込んでしまうとペレットの上に置いた着火剤が風の影響を受けすぎてしまって、なかなか着火に至らなかったんだな、というのが本日の教訓その1でした。

個人的にはこの半分~7割くらいの量から始めるのがちょうど良いんじゃないかなと思います。次回はそのくらいで試してみますね。

■二次燃焼開始(15分くらい)

…の写真はありません。ゴメンナサイ。

二次燃焼というのは、木材が高温になると発生する可燃ガス(木を燃やしているときに出てくるあの煙)と適切な量の酸素(この場合、Pyromaster2の内壁の穴から取り込む)が内室の炎によって更に燃焼する(内壁の穴から炎が吹き出るように見える)ものを言います(雑に言うと)。要は至言であるところの木材を余すところなく燃やし尽くすことができるわけです。

ここまで来ると「燃焼効率の良い焚き火台で焚き火してる感」も出てくるし「多少の寒さも凌げる温かさが得られる」わけなんですが…まぁその、肝心の写真がないのでそれは次回改めて撮ってこようと思います。

■コーヒーを淹れよう(10分くらい)

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二次燃焼して十分な火力が得られたらいよいよお湯を沸かします。きちんと測っていないですが、この時点で焚き火開始から15分くらいは経っていたように思います。風がもう少し弱ければなぁ…あとは先述のペレットの量が適切だったら、もう少し早くお湯を沸かし始められたかな。

寒空の下、焚き火で沸かしたお湯で淹れるコーヒーというのはそれだけで普段とは違った美味しさを感じられるわけですが、いかんせん今は秋も終わりかけ、冬にさしかからんとする季節。ドリップコーヒーの場合、コレが意外と淹れてる最中からすぐに冷めてしまうんですね。

ということで個人的におすすめなのがこの煮出す淹れ方。勿論風味はドリップなどのやり方とはまた違った形になってしまいますが、ある意味プレスしたときと近い味わいというか、これはこれで個人的にはありだなと思っています。

自分が参考にしているやり方(フィンランド流?の淹れ方)は別の方の動画を張っておきますが、自分のやり方をシンプルに箇条書きにするならばこんな感じです。

1.お湯を沸かす
2.お湯が沸く直前で挽いたコーヒー豆を湯の中に入れる
3.お湯が沸いたらそのまま火から下ろし、5分ほど待つ
4.時間が経ったらクッカーの外側をコンコンと叩き、豆を底に落とす
5.粉が混じらないようにそっとカップに移す

これだとドリップの間に冷めるようなこともなく、寒空の下でもアツアツのコーヒーを楽しむことができます。

<ご参考>
Oizumi Bush n' Blade フィンランド流アウトドアーコーヒーの淹れ方

今回自分はサーモスの保冷缶ホルダーを持ってきました。これは単に缶ホルダーとしても十分使えますが、飲み口用の蓋を取り付けることで、ダブルウォールマグとしても利用できるという優れものなのです。容量も350ml缶をセットできるだけあって、結構な量を注ぐことができます。

自分はTシマさんの動画で知ったのでそちらの動画も張っておきますね。

<ご参考>
Tシマ - ワイルドキャンプ 【ソロキャンプ】6年間で買って良かった道具10選

自分は挽いたコーヒー豆をアロマックスの缶に入れて持ち運んでいます。これだと密閉できるので、ドリップ後のゴミや今回みたいな淹れ方した場合の豆のカスなど、濡れたゴミをそのまま入れて持ち帰ることができます。

別にアロマックス缶じゃなくてもいいんですが、熱のことをあんまり考えなくて良いのと口が広いのとでこれを選んでます。最近あんまりアロマックス缶見かけないですがやっぱ便利。

■後始末をしよう(15分くらい)

コーヒーを飲みつつ、コンビニで買ったスイーツを食みつつ。火が鎮まりつつあれば火吹き棒で酸素を足し、揺らめく炎を眺めながらぼーっと…はあまりできないですが、そんな感じで過ごすわけです。

そしてそれが終わったら後始末に入るわけですが、ここも勿論写真はありません。

といいつつ、やることは簡単で。
・アロマックス缶にコーヒー豆あたりのゴミを詰め込む
・可能なら灰になるまでペレットに酸素を送り続ける
・難しいなら火吹き棒などでざくざくペレットを崩して炎を消す
・消えたら「厚手のアルミホイルで包む」「火消し壺(自分はAsh Sack)に入れる」等で持ち帰れるようにする
・その他道具の水気を拭いたり土を拭ったり煤を払ったりしてサックに詰め込む
・周りを見て落とし物がないか、自分の持ってきたゴミはないか確認する(余裕があれば周りのちょっとしたゴミも拾っておく)

みたいな感じです。

時間を考えると気をつけなきゃ行けないのが火元の始末。火が落ち着くのを待ったり、焚き火台が冷めるのをまったりするのは意外と時間がかかったりします。自分のペレット焚き火の場合、後始末といいつつその時間を待つのが結構長い…ような。

■おしまいに

ということで、大体滞在時間は50分くらいでペレット焚き火を楽しんできました。が、やっぱり時間も無くて慌ただしかったので次回はもう少しのんびりと火を焚きたいなぁと思いました。

取り敢えず次回は最初に投入するペレットの量減らしてみようかなと。そもそもしばらく休める予定が見えないので、次回はいつ焚き火に行けるんだって話なのですが。本当なら4連休だったんだけどなぁ。

まぁ、焚き火もスポットも逃げるわけではないので、のんびり楽しもうと思います。

あ、友人とみてきたヴァイオレットエヴァーガーデンですが、めちゃくちゃ面白かったのでドルビーサラウンドのやつでもう一回くらい見に行ってこようと思っています。次は飲み物飲まずに視聴しよう(140分は膀胱がギリギリだった)。

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