はじめにお読みください。
アパート事業の良い点は人は絶対に住む場所が必要なので求める場所に建てれば、毎月家賃を払ってくれる。一度入居すれば数年間収入が確定する。
部屋数が多ければ収入が増える。
数件空きなっても収入が0になることがない。
です。
日本の人口は1億2千万人
世帯数は5千万世帯
その内民間賃貸は1千300万世帯です。約25%の方々が
全国津々浦々今この時にも50年前に建てられた借家から新築で最新の住宅設備でおしゃれな建物にお住まいです。賃貸物件に住む入居者様がそれぞれのオーナーに家賃を払っています。
需要と供給のバランスが保たれれば賃貸事業は安定した硬い事業です。
しかしそんな事業だからこそ厳しい業界でもあります。特にこれからの時代は人口減少、少子化の問題で長期的な市場を見据えた計画が必要です。
アパート事業は大きな借金が必要です。勿論キャッシュで建てれば何の心配もないのですが、
何千何億ともなればほぼ100%皆さん借金します。
仮に1億円の事業では融資条件にもよりますが自己資金500万円、借入9,500万円これを5年固定1.4%30年ローンを組んだ場合、毎月の支払いは34万円です。
収入の家賃が6万円×10戸=60万円
毎月の手残りは60万円-34万円=26万円
一年間では
26万円×12ヶ月=312万円
土地建物の固定資産税(地域や建物、土地路線価で変動有)60万円
管理費36万円を差し引いて実際の手残りは216万円、所得税は損益通算により暫くは無税
収益性の良い事業だと10年目位、普通は20年目以降から損益がプラスになり所得額に応じた税金を払うことになります。
年間216万円の収入は魅力的です。これが30年間だと6,480万円
最初の自己資金を引いても約6,000万円が浮浪所得
借金しても返済は入居者の家賃で払えるし年間200万円が自由に使えるならば ?
毎年ハワイでリフレッシュ、ベンツに乗ってお買い物、ブランドショップで大人買い
これはやらないほうが頭がおかしい
大体こんな感じです。
これなら大丈夫じゃん!
と・は・成らず
です。
まあ読んで頂いているほとんどの方が突っ込みどころ満載~~ と言われるのが手に取るようにわかります。
正直に言います。
これが出来る人もいます。実際そんなオーナーもいます。
しかしそんな簡単な話しではありません。
その逆で、返済が回らず貯金を切り崩したり、借り換えや追加融資、二重ローンで火の車、自転車操業で最後は安値で売却なんてオーナーも僅かながらいらっしゃいます。
だから皆さんがアパート経営を初めるべきか止めとこうか?悩んでおられんですよね。
実際、営業で回るとこんな所に建てるか?こんな狭い土地に?こんな無理な計画で?こんな家賃で?オーナーは大丈夫?自分だったら絶対提案しない出来ないはずの建物が着々と工事されています。
そんな所には全うな会社や営業マンは行かないので工事が始まって初めて気付きます。
そんな物件を見る度にこの業界の恐ろしさを感じます。
いくら何でも酷すぎる 工事中の物件を暑いなか一生懸命作業される作業員の方に罪はないのですが、とてもやりきれない気持ちで見ています。
どうすればこんな事が無くなるのか考えた時、一人でも多くの方にアパート経営の事、業界の表に出てこない事を知って貰えればと思いこのアパート経営塾を始めました。
ひとくくりで言えば貴方が
もしどこかの業者に相談中であればその業者が、もっと言えばその担当者が信頼出来るかにかかっています。私も業界の一人としてお客さまと接し賃貸事業を勧めているんですが、一度始めれば大きな借金を背負って貰う訳で、契約者だけでなく、奥様や子供、お孫さんの代まで続くことです。間違った提案でその家族の人生を狂わせてしまうことにもなりかねません。
そこで信頼できる業者と担当者の見分け方を伝授します。少しお金がかかりますがどうぞ大切なターニングポイントだと思って知識を高める為に読んでみてください。
あとすでに建ているオーナーさんが大変な事に成らないように業界の話しと業者との付き合い方もお話しします。
どうぞよろしくお願いいたします。