毒親育ち〜縁を切って数年〜今年を振り返ってみた

毒親と縁を切って数年が経ち、不安定ながらも安定して過ごせるようになってきたと感じた今年。
それでもモヤモヤしたり、どうしても吐き出したくなって書いたnote。
そして、まだもし毒親の元にいたり、毒親と離れても縁が切れないでいる人たちが、無事にすっぱりと切れて、自分の人生を楽しく明るく面白く生きれますようにと心の中で願っていた、そんな1年だったと感じている。

過去を振り返って良い時と悪い時がもちろんあって、
昨年では特に“また毒親が目の前に現れるんじゃないか”“また第三者を使って私に何かを仕掛けてくるのではないか”と、怯える日々だった。
『取り越し苦労』と言えばまだ聞こえがいいが、ただただマイナスなことばかり考えてしまい、負のループに入って抜け出せなくなって、せっかくの穏やかな日常が恐怖に変わってしまう…という状況だった。

それだと、せっかく縁を切ったのに、ずーっとずーっとその毒親のことを考えてしまうという、なんとも無駄な時間を過ごすことになってしまう。
だから昨年から、『なるべく考えない』というのを意識して取り組むようにしてきた。
フラッシュバックしてしまっても、深呼吸したり、何か温かいものを飲んだり、少し高いデザートを食べたりして、『気持ちを切り替える』練習をしてきた。
その甲斐があったのか、今年は負のゾーンに落ちきるまではいかず、「このクソが‼︎また私の思考に出て来やがって‼︎」っくらいの勢いで、紙をグシャっと丸めてぽーい♫とするイメージで、ゴミ箱に捨てたらはいさようならで、なんとなく流せるようになったのだ。

そしたらなんか、自身の毒親についてのモヤモヤを書くタイミングや内容が減ってしまって…笑
noteに出現する回数が減ってしまったのである。
でもそれは私にとってはとてもしあわせなこと。
前を向いて生きれている証拠なのだ。
少しだけ強くなれている証拠なのだ。

どこかで見た。
『最大の仕返しは、私がしあわせに生きていること』だって!

と、言うことは、最大の仕返しができているということである。

それに、あの日この世を去ろうとしたら戻って来てしまった自分に、『つらくて絶望のまま○ななくて良かったね』と、言ってやれるのだ。

こんな人生が送れるなんて思ってもみなかったから、なんだか不思議だなと感じている今日この頃です。

また落ち込んだり不安になってしまうことも、そりゃ生きていれば何回かはあると思うけど、
今日、今、穏やかに過ごせている日々があるこの奇跡を、
忘れないでいたいと思う。

来年も、のんびり穏やかに、楽しく過ごしていけますように。
そして、毒親に苦しんでいる自分含め、全世界の人が、生きてて良かったと思える日々になりますように。