母の治療歴2012〜名医?迷医?②
~前回続きより~
名古屋の地域中核病院の脳神経内科の先生は外来に訪れた母に詳しく調べることを勧めたそうだ。
それでも母はあと1週間で仙台に帰るからとやんわりお断り。
さすが天然鈍感Mother
自分の身体に全然不安にならないメンタルがすごい!
なんだかおかしいぞ?私の身体、、、
と思いながらも
「大丈夫気のせい」
でおわらせることのできる感覚が私にはない。
名古屋の脳神経内科医はそんな母に
仙台に戻ったら主治医(眼科医)に見せて病院を紹介してもらうように!と
1週間でMRIと情報提供書を用意してくれて
何度も母に「仙台に帰ったら必ず病院に行くように」と話してくれたようだ。
なんていい先生だ。これが名医か?私は会うことはなかったけど感謝している。
おかげで母も病院に行かなきゃ!って思ったみたい。
そしてちょうど夏休みで母のいない実家に帰省中の私と母が仙台に帰ってくる日の予定を合わせて眼科受診ができたのが、私が家族で横浜に帰るぞーという日。
仙台で診断に繋がるまで
母が目の違和感で通い続けていた眼科
テレビ電話でも何となく感じていた左の眼球の動きが不自然
その時の症状は目にしかなかったので母は眼科にずっと通っていたのだ。
予約の時間をだいぶ過ぎて
診察に呼ばれ担当の女医さんは
「目の炎症だから、長く続いているけど原因がわかっているので目薬で様子見るしかないですね」
そして
「この画像は沢山入っているし、特に必要ないのでお返しします」
と返却された!
いや!まさかでしょ??!!
名古屋の先生が眼科担当主治医様って書いた
せっかく撮ってくれたCD-Rを「見ない」って選択ありなの??
確かにものすごーーく混んでいて土曜日午前中の診察がいつ終わるんだろうって言う位の待合室の人。
でも、それとCD-Rを見ないのと何の関係があるんだろう?
って、もしここで大きな病気の疑いあれば
どこに繋がるの?
と頭の中で眼科医の判断に疑問符❓
その場で
「本当にCD-R見なくていいんですね??大丈夫なんですね??名古屋の先生にはずっと見てもらっていたこちらの眼科の先生から仙台で紹介状を書いてもらうように言われていますが、今後何か脳神経症状が出たらその先の病院の先生にここで診てもらわなくてもいいと言われたといってもいいですね?」と念押し!!(こういうことを言ってくる患者や家族は嫌がられるww)
一瞬女医さんの嫌な顔が見えた後
「じゃあ、見るから待っていて」
と再び待合室に戻ってから
患者さんが全員いなくなった診察室に呼ばれるまでが長い(笑)
横浜に帰る出発時間(車)を気にしながら待合室にある雑誌を読む。
ようやくもう一度診察室に呼ばれて
パソコンの画像を見ながら
『一応脳神経外科に紹介状を出しますのでそちらでMRIを撮ってもらってください』
そう言われて診察終わり。
これでどうにか次に繋がった!と私は思ったのを覚えています。
お医者さんの判断に違った希望を口にするのは
看護師である私だって勇気がいります。
でも、やっぱり気になることは言った方が良い
あとから、これってどうだったんだろう?とかなんでやってくれなかったんだろう?とか思うくらいならその場で、
どうしてこうするんですか?これをして欲しいんですけどダメですか?と
自分から切り出して欲しいと思います。
それが自分の望む道に繋がる道だから