とけた電球と私。
仕事が終わって……何気なくradikoを開いて……聞こえてきた声の主。とけた電球のボーカル、岩瀬賢明くんが新しいアルバムの紹介をしていた。文化放送。芝浦音楽倉庫。3/6のラジオだった。
WONDER by WONDER
なんて素晴らしいネーミングなんだろう。
ラブソングだけど、新しいラブソングで、現代の子の繊細な機微を表現していた。男の人、というよりは男の子。そこがいいのだ。
女性は、おばあちゃんになっても女の子であろうとする。小さな女の子の自分と、向き合っていきている。男性は、どうだろう。
今までは……小さな男の子の自分って、なんか恥ずかしいしプライドが傷つくジレンマと葛藤。。。沢山モテるのがかっこいい的な変な評価基準もあった。それがもうすでに今の若者は超えている。だから昔の男勝りな歌は現代にしっくりはこない。とけたアイスくらいのゆるさと甘さが心地良いのだ。
私が初めて耳にしたメロディは、「DRAMA」だった。ドラムテンポの良さから、ギター、キーボードの曲調。引き寄せられていく。そして賢明くんの、甘かっこいい声。声だけであんなに引き寄せられる感覚。そして
銀杏とか、ハードロックは鷲掴みで乱暴に愛撫する感覚だけどこれは
触れるか触れないか、ギリギリの線を撫でる
そんなところを突いてくる。
すぐにiTunesでリピート再生した。新しい世界観がとけ電にはある。不思議な世界だ。
未来 という曲は明らかに曲調と歌詞が今までのパターン的にミスマッチなんだけど
それがうまい具合にセットされて、心地よく吐き出してる感が、やはり現代風だ。時代は変わってるんだ、と感じられる幸せな一曲なのだ。
そして何より、岩瀬賢明くんの顔がカッコよくて仕方ない。もしも朝目が覚めて、おはよう、と言ってくれる彼が目の前にいたら…………
そんな妄想をするおばちゃんを許してください。という思いを抱きつつ、Twitterで絡みをいれてしまう。。。
とはいっても、
横山くんのベース。境くんのキーボード、高城くんのカレー…じゃなくてドラム。全てがいい塩梅です。みんながセンターになっていくだろうというのもそこにあり。
そして境くんの文才には驚愕でした。色んなことを紡ぐ書評はゴマンとあるけれど、どれだけ魅力的に魅せられるか、、、まさに芸術的で、韻があるし、、語彙力なのか?感性???
海に溺れたい
っていう世界観とマッチングしてる???
つづく…