#ネタバレ 映画 「みんなのいえ」
「みんなのいえ」
2001年作品
冷麺が食べたくなった。
2019/4/7 10:21 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
皆で食事をするシーンが有ったのだけれども、そのうち2回が同じ食堂で韓国料理らしい物を食べていた。監督には明らかにそうしなければならない意思が有ったはずだが、それはいったい何なのだろう。誤解されては困りますが、私は大の韓国ファンです。
( 2001/6/9 16:20 by 未登録ユーザ さくらんぼ の再掲 )
★★★★☆
追記 ( アイデンティティ )
2019/4/7 10:27 by さくらんぼ
「 設計は民子の大学の後輩で新進気鋭のインテリア・デザイナー、柳沢に、施工は民子の父で昔気質の大工の棟梁・長一郎に依頼。ところが、おしゃれで開放感溢れるアメリカ建築をデザインする柳沢と、とにかく頑丈な和風建築を建てようとする長一郎は対立を始めてしまう。」
( ぴあ映画生活 『みんなのいえ』あらすじ より抜粋 )
韓国の件は、もう一度観てみなければ良く分かりません。単なる思い過ごしの可能性もあります。でも、あらすじを読んだところ、対立・葛藤が描かれていた事が分かりました。
これは在日の方が、「日本と韓国との間で、アイデンティティの問題に悩まれることが多い」のと符合します。
あるいは韓国が北朝鮮に感じている葛藤。
家も「アイデンティティ・国」の記号である可能性があります。
そう見れば、この映画の深層は、悩める在日の方に、贈られたものだったのかもしれません。
追記Ⅱ ( チラシの絵 )
2019/4/8 7:13 by さくらんぼ
映画「この世界の片隅に」の私のレビュー(追記Ⅵ~Ⅶ)あたりに書いてありますが、あの映画のチラシの絵には、韓国の国旗である「太極旗」が、騙し絵のように描かれていたようです。
同様に、この映画「みんなのいえ」の、チラシの丸っぽい絵にも、「太極旗」が見え隠れしているように感じました。
中央の手を組んだ八木亜希子さんは、「太極旗」の赤と青からなる陰陽の太極であり、顎の下で上下に組んだ手のひらと服の色が、陰陽をあらわしているのかもしれません。
そして、外周の人の、4つの手のひらが、、「太極旗」の周囲・四隅にある「卦」だと思います。
そしてダメ押しに、下段にある「みんなのいえ」が角張った文字になっているのは、「ハングル」の記号なのでしょうか。
「ひらがな」が丸っぽいイメージなら、「ハングル」は直線が印象的な、角張ったイメージとも言えるからです。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)