#ネタバレ 映画「キューティ・ブロンド」
「キューティ・ブロンド」
2001年作品
ハワイにふりそそぐ真っ白な陽射し
2019/1/14 10:26 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
いま元気になる映画といえばこれでしょう。「本家、元気印、アメリカ合衆国」のパワーを凝縮して映像化した、爆発寸前の快作。
さあ、大盛のポップコーンと冷えたコーラを持って席につきましょう。そして、帰りにはハンバーガー・ショップにもよらなければ・・・。
愁いているほど人生は、長くはないかも知れないのです。
★★★☆ (今思うと、★★★★でも良いかもしれません。)
( 2002/5/15 21:40 by 未登録ユーザ さくらんぼ レビュー加筆再掲 )
追記 ( ネイルサロン )
2019/1/14 10:32 by さくらんぼ
確か、ヒロイン・エルが無性に愚痴りたくなった時、彼女は、見知らぬネイルサロンに飛びこむのです。そうしてネイルをしてもらいながら、お店の人に話を聴いてもらいました。
私にはとても新鮮な描写です。そういう使い方もあったのですね。
そう言えば、クリントさんの映画「グラン・トリノ」だったでしょうか。あれにも、彼が少年に「大人の男は、床屋の親父と、つまらん世間の悪口を言い合うものだ」みたいなセリフがありました。
ちなみに私は、タクシーの運転手さんとの雑談は好きな方です。興が乗ればですが。
追記Ⅱ ( 「転んでもただでは起きぬ」 )
2019/1/14 14:20 by さくらんぼ
>確か、ヒロイン・エルが無性に愚痴りたくなった時、彼女は、見知らぬネイルサロンに飛びこむのです。そうしてネイルをしてもらいながら、お店の人に話を聴いてもらいました。(追記より)
これは本筋に関係のなさそうなエピソードですね。だから怪しいのです。
エルは、愚痴というマイナスエネルギーを放出すると同時に、ネイルというプラスエネルギーを取り込みました。エネルギーの転換です。まさに「転んでもただでは起きぬ」の体現で。
この思想は、作品全体を貫いているようで、エルがハーバード大学へ行ったのも、恋人から捨てられた哀しみエネルギーの転換ですし、クライマックスの裁判で勝ったのも、エルの趣味だったか、昔のバイトだったかの、(黒歴史とまでは言いませんが、弁護士らしくない)知識が生かされたからだと思います。
そして、これは、きっと親譲りの才能。
エルの家が富豪である理由の説明にもなっているのでしょう。
追記Ⅲ ( 「ゴジラ」 )
2019/1/14 18:01 by さくらんぼ
>エルは、愚痴というマイナスエネルギーを放出すると同時に、ネイルというプラスエネルギーを取り込みました。エネルギーの転換です。まさに「転んでもただでは起きぬ」の体現で。(追記Ⅱより)
「エル」 ≒ 「ゴジラ」(!?)
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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