見出し画像

#ネタバレ 映画 「ジョニー・イングリッシュ」

「ジョニー・イングリッシュ」
2003年作品
貢献
2003/10/20 17:47 by 未登録ユーザ さくらんぼ


( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

子供の頃、小学校の映画会で喜劇を観て、涙が出るほど笑った記憶がある。あの頃は、いや20歳前後までは一日一度はそんなふうに笑ったはずだ。でも、いつの頃からかあまり笑わなくなった。

笑いを忘れた訳ではない。私も面白い喜劇を求めている。喜劇の持つ人類への貢献の必要性は想像以上のものだと思う。笑う事は体に良いそうだから。だから、この映画「ジョニー・イングリッシュ」も期待して観に行った。

この映画の笑いのモチーフは「自分のミスを繕う、上司のミスを繕う」事かもしれない。そのネタでクスリと笑わせる事がネライだったのだろう。笑いとしては高等な部類だと思う。

カーアクションが出てくる。前代未聞の変なカーアクションだが、笑える。あれは「上司のミスを繕う」というモチーフの見事に昇華された姿だと思う。

しかし、残念ながら映画全般に私の笑いのツボとは少し違うようだ。不思議な事に、本家「007」シリーズの近年の作品を観たときと似たような気持ちで、映画館を後にしたのだった。

( 私が観たのは吹き替え版だったけれど、字幕版はまた違った味わいだったのかも知れない。)


(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?