#ネタバレ TV「となりのナースエイド」
2024.2.4
人事異動で類似の仕事に就くことが楽だとは限らない
（ 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 ）
例えば区役所に就職して、A区にいた後、B区の同じ係に異動したとします。同じ仕事だから楽だと思うかもしれません。確かに基本的な法律は同じですが、細部は区ごとに違う場合があるのです。近年は電算化で均一化されてきましたが、マニュアルに書かれていない部分については、均一ではないと考えるのが自然だと思います。すると、A区からB区に異動した場合、「A区ではこうやっていた」という思いがあるために、B区の処理方法に対してストレスがたまる事があります。
その場合、「郷に入れば郷に従え」が基本ですが、異動者が上司だった場合には、B区にA区の処理方法を導入させようとする場合があります。すると、B区の部下にとってはストレスになります。改善の提案ならまだしも、うっかりB区の事務を間違い扱いしようものなら、外様大名にプライドを傷つけられたとしてトラブルにもなりかねません。
TV「となりのナースエイド」のヒロインは、どうやら天才外科医らしいです。わけあって、それを隠してナースエイドをしているのですが、現在でも勉強を怠っていません。なので、間違いをしそうな、威張るだけの未熟な医師を見ると、とてもストレスがたまるのだと思います。
しかし、同時に、新人ナースエイドからダメ出しされた（と思っている）医師も、大変ストレスがたまると思います。
もし、現実にこのような状況があったとしたら、視聴者（第三者）が感じている以上に、当事者たちは苦しんでいるのだと思います。
そして、このドラマでは、さらに意外な展開もありそうです。
（ これは2024.1.27のパレット記事の加筆再掲です。）
追記 2024.2.5 （「ベンはジュールズが知らないことは何も伝えない」）
映画「マイ・インターン」に出て来る若社長・ジュールズとの、上手な人間関係を構築する事に成功した、高齢者インターンのベン。
その、ベンの人間関係の極意⁉については、このように語られていました。
「ベンはジュールズが知らないことは何も伝えない」と。
〔 詳細は、映画「マイ・インターン」の（後半）にある、追記 （ 知らないことは何も伝えない ） 2015/10/30 9:03 by さくらんぼを参照 〕
（ 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。）