#ネタバレ 映画「アイアンマン」
「アイアンマン」
2008年作品
企業責任はトップにある
2008/10/3 21:48 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
今、食の安全が話題になっています。
国産、輸入品を問わず、この不景気の時代、庶民は安い商品を買います。でも、それで健康被害を受けてはたまりません。企業は商品の安全について最後まで責任を持って欲しいと思います。
企業は商品を通して人々の幸せに貢献するのが、最終的な目的でしょう。
本来は、目先の金儲では無いはずです。企業のトップは商品の流れていく末端まで見ていなければならず、最後に、手に、口にする消費者の幸せをもって、自らの本懐としなければならないのです。
それはトップ自らの心身の健康にも寄与するはずです。お金持ちは最後には慈善事業に精を出すそうですから。そうやって精神のバランスをとらなければ、億万長者の彼らさえ病んでしまうこともあるといいます。
私が「リーダーという名のジョーカー」という見出しをつけた映画「レディ・ジョーカー」を連想します。
企業責任はトップにあるのです。ですから「アイアンマン」の最後で社長が悩んだ挙句「私がアイアンマンだ!」と言ったこと、その潔さは、まったく正しいのでしょう。
追記
2008/10/6 21:19 by さくらんぼ
「ゴミ」がこの映画のモチーフかもしれません。映画の中にいくつか出てきたように思います。
「ゴミが企業のダークな部分の暗喩だとすると」→「トップがするゴミ掃除もある」→「企業責任はトップにある」との意訳になるのかもせれません。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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