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Photo by
masuno_shota
#ネタバレ 映画「歩いても 歩いても」
「歩いても 歩いても」
2007年作品
人には行かなければならない場所がある
2009/1/10 9:00 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
トウモロコシをバラバラにほぐし、うどん粉で固めて天ぷらにする料理が出てきました。トウモロコシはグループ。再構成された天ぷらは新グループ。そうやって家族も続いていくのでしょう。
病院のエピソードが少しのぞいていました。隣の元患者さんは今でも院長先生を慕っています。きっと現役時代は良い先生だったのでしょう。でも、それは医者としての態度だったのか、個人的感情の発露だったのか、患者が判断することは困難です。だから今でも慕っている。でも先生は相手をただの患者だとしか思っていないようでした。
人間たちが微妙な距離感を見せながら人生という名の道を歩いていきます。そして、その行き先は実家、病院、そしてお墓になるのですね。人には行かなければならない場所があるのです。
追記 ( 人には行かなければならない場所がある )
2009/1/10 9:09 by さくらんぼ
自分が実家の一員の身分になると、盆、正月に親戚が来てくれて食事をしてくれることは、なんだかんだといっても、とても嬉しいものだとわかりました。
★★★★☆
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)