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#ネタバレ 映画「リトルマン・テイト」
「リトルマン・テイト」
1991年作品
かわいそう
2018/4/8 10:20 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)
映画「gifted/ギフテッド」も良かったですが、この映画「リトルマン・テイト」は、しっとりとした良い映画です。
子役のキャラか、演技なのか、こちらの方が、天才の哀しみを色濃く描いていたように思います。改めて思いましたが、「英才教育とは、時に罪なもの」なのですね。
★★★★
追記 ( ひとりぼっち )
2018/4/8 16:08 by さくらんぼ
イジメられっ子の哀しみの一つは、「その世界観を共有してくれる人がいないこと」なのかな。
もし、そうだとしたら、「天才の哀しみも同じ」なのかもしれないな、と。
追記Ⅱ ( 表裏は一度に見えない )
2018/4/12 10:09 by さくらんぼ
主人公・テイトが幼いころの話。母と食事をしていて、お皿の裏に書いてある文字を読みました。母は表しか見ていないので、すぐには気づきませんでしたが。
大学では、知人から大きな地球儀をもらいました。あるいはピアノで、楽譜を逆に弾いたり、電化製品を分解したり、怒りにまかせて壊したりしました。
この辺りが主題のようです。
「裏表は一度に見えない」のです。
お皿の裏も、地球の裏も一度には見えません。
凡人には天才の考えが分かりませんが、天才にも凡人の考えが分からないのです。
子供には大人の気持ちが分かりませんが、大人も子どもの気持ちを忘れているのです。
ある日、テイトが大学生の友だちに会いに行きました。彼のアパートへ行き、ドアを開けると、友だちは彼女とベッドにいました。Hの最中です。
それでも、お構いなしに、呼びかけるテイト。大人なら、慌ててドアを閉めるのに。
そして、びっくりして出てきた友だちにテイトは言うのです。「遊びにおいで、と言われたから」。
それに対して友だちは、「そう言ったかもしれないけど、こんなにすぐ来るとは … 考えろよ、おまえは子ども、俺は大人だ、大人は忙しいんだ。お前と遊んでばかりいられないよ」と。
「遊びにおいで」は、いわゆる「社交辞令」だったのでしょう。
しかし、いかに天才児でも、子どものテイトには、そこのところが分からないのです。
追記Ⅲ 2022.12.17 ( お借りした画像は )
キーワード「子供の日」でご縁がありました。楽しいパッケージに入った、かわいらしいケーキですね。色も心地よいです。画は少し上下しました。ありがとうございました。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)