#ネタバレ 映画「私がモテてどうすんだ」
「私がモテてどうすんだ」
2020年作品
しかしテーマは深いかも
2020/7/15 9:26 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)
おじさん主演の映画「一度も撃ってません」を観たいと思っていましたが、時間の都合で、映画「私がモテてどうすんだ」に飛び込んだのです。
無謀にも見えますが、このような偶然の出会いは、見知らぬ路地を散歩するように新鮮な驚きがあり、悪くない方法だと思います。いままでも沢山の良き出会いがありましたから。
しかし、青春映画にはおじさんにも楽しめるものもありますが、映画「私がモテてどうすんだ」は、若者にターゲットを絞った作品のようでした。
場違い感が無きにしも非ずで、とまどいながらの90分になりました。
★★★☆
追記 ( 個性ある「二人一役」 )
2020/7/15 9:42 by さくらんぼ
E-girlsの山口乃々華さんと、富田望生さんが二人一役で演じておられますが、富田望生さんの力量も素晴らしいことが、この作品で分かりました。
富田望生さんは、なんだっかた別の作品でも拝見しましたが、その時も「おっ!」と思った記憶があります。彼女がいなければ、この作品も、もっと薄っぺらい味わいになっていたかもしれません。
山口乃々華さんについては、失礼ながら「どこかのアイドルグループ?」ぐらいの認識しかありませんでした。
ダンスがキレッキレでタダ者ではないのと、声がキュートで声優さんもイケるんじゃないと思いましたが、すでに歌って、踊っていらっしゃるのですね。
追記Ⅱ ( 「こっちを見ないで!」 )
2020/7/15 10:00 by さくらんぼ
BLをこよなく愛する腐女子の花依(富田望生さん)が、ひょんなことから激やせして、E-girlsの山口乃々華さんの外見になってしまうのです。
今までは男性から見えてさえいなかったのに、学校一の人気者になってしまうわけです。
女性として男性からモテるのは良いことでしょうが、「BLをこっそり眺めていたい腐女子」ですから「私がモテてどうすんだ」という真実に直面するのです。
追記Ⅲ ( 「腐女子」からの深淵 )
2020/7/15 10:17 by さくらんぼ
BL好きの腐女子は一つの文化のように映画化されますが、
腐女子は性癖の一つなのでしょうか。
LBGTとの関係はどうなっているのでしょう。
レスビアン好きの男性もいるようですが、こちらは腐女子ほどオープンに語られません。
NHK・TVでも、男性同士のラブシーンは出てきても、存在するはずの女性同士のラブシーンは観たことがありません。民放では、アイドルが登場する集団レスビアンを連想するTV・CMが中止されたこともありました。
追記Ⅳ ( 一番後ろの壁際で )
2020/7/15 10:27 by さくらんぼ
それはともかく、
私は昔から、舞台に上りたいと思った事はありません。
客席の後ろ、すみっこで、こっそり舞台を眺めていたい人間なのです。
若いころ、長島温泉で行われた、デビュー当時の松田聖子さんのショーを観に行った時には、一番後ろの壁際で観ていました。
おじさんになってからは、クラシックのコンサートなど、最前列あたりに行きますが。
でも、決して舞台には上がりませんし、演出で客を舞台にひっぱり上げるのも勘弁してほしいと思います。あっ、カラオケ強要もいけません。
ですから、腐女子が男性から追い回される「不条理」は分かる気がします。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)