#ネタバレ 映画「ロード・オブ・ウォー」
「ロード・オブ・ウォー」
2005年作品
自分らしく生きること
2006/1/7 8:08 by 未登録ユーザ さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
主人公ユーリーは、もはや金儲けの為ではなく、自分の才能を表現する場として、武器の商人をしています。
妻は、より所だった美貌が、加齢と共に無くなっていくのを悲しみ、代わりのものを捜し求めています。
弟は、純な心を持っていました。それがより所でしたが、汚れた外界との折り合いがうまく付かないようでした。
何しろ兄は武器の商人ですから。
刑事はユーリーの弟と同じく、賄賂など受け取らぬ純粋さを持っていましたが、それゆえに仕事に摩擦がありました。
武器の商人を頼る世界の権力者たちも、自分たちの利権を守る為に武器を欲しがります。
武器に対する支払いもコカインだったりダイヤだったり、その土地の特産品でした。
人はみな唯一自分が持っているものを守り、利用しようとするのです。
この映画はドキュメンタリーではなく、ドラマとしてとても面白い一本でした。
追記 ( フォークギター )
2016/3/8 18:15 by さくらんぼ
学生のころはフォークブームで、私もギターを鳴らしていました。
恥ずかしがり屋なので、カラオケも含め、人前で歌ったことも、伴奏でステージに立ったことも、今まで一度もありませんでしたが、演奏自体は好きで、腕前も仲間内では平均以上だったと、うぬぼれています(やがて、その両手を使うパフォーマンスがタッチタイピングの習得に生かされ、ブログ好きの今に至りました)。
でもその後、わけあってギターを手放してしまったのです。気がつけばもう何十年も過ぎてしまいましたが、おじさんになって、少しギターが恋しくなったのです。むかし別れた彼女と、よりを戻したい…そんな心境でしょうか。
もう一度カムバックしようかな(思案橋)。そんな中年も多いらしいし。
人生を降りて行くには、仕事も趣味も、取捨選択、整理整頓、をしていかなければならないのでしょう。ここ十年近く熱心に励んでいたあるスポーツも、あと十年もしたら、目の前に引退の2文字がチラついてくるでしょうし。
若者なら「十年後はオリンピック選手を目指すぞ!」と夢を見ることができるのにね。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)