#ネタバレ 映画「カメラを止めるな!」
「カメラを止めるな!」
おせち料理
2018-12-26 15:22byさくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
映画「カメラを止めるな!」をとうとう観てしまいました。
三段重ねの「おせち料理」のような構成で、噂どおりの見事な出来ばえでした。
★★★★★
(2018/10/23 8:04 by さくらんぼ の再掲)
追記 ( ゾンビより人間が怖い )
( 以下からの追記はネタバレです。これから映画を観る予定の方は特にご注意ください。この映画は予備知識なしで観た方が良いです。)
映画の主題は「ゾンビより、腹に一物ある人間の方が怖い」だと思いました。
劇中にも、主演男性のセリフが有りますが、「ゾンビは、壊れたロボットみたいに、人間を見ると単純に襲いかかるだけ」です。でも、人間の方は喜怒哀楽や企みでも動くのです。その複雑系を理解しないと、人の動きは読めないし、理解できない。
二段重ねの二番目のエピソード。つまり制作裏話にはその種がばらまいてありました。恨みつらみや、承認欲求、恋愛感情などです。
それを知ることで、あっけにとられていた一段目が、より深く見えてくるのです。
(2018/10/23 8:33 by さくらんぼ の再掲)
追記Ⅱ ( 映画「キャリー」 )
映画「キャリー」を連想しました。オマージュかどうかは現段階では分かりません。
一番か弱そうだった少女が、監督からイジメられることで(イジメと言うより反撃ですが)、最後には最強の女になるのです。全身から血もあびて。
そう言えば、キャリーも腹に一物ある、か弱い少女でした。パワーを全開するまでは。
(2018/10/23 8:40 by さくらんぼ の再掲)
追記Ⅲ ( 監督の娘 )
監督の娘もそうでした。
無名の娘が、撮影のピンチにナイスな助言を繰り返し、ラストには映画を仕切っていたのです。
(2018/10/23 8:45 by さくらんぼ の再掲)
追記Ⅳ ( 映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」 )
映画「カメラを止めるな!」には、タイトルと似たセリフも出てきます。
そこからは、映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」の名セリフ、「人生はタンゴと同じだ。足がもつれても、ただ踊り続ければいい」を連想しました。
「もうだめだ!」と思っても、歩き続けていれば、意外と歩けるものなのです。
(2018/10/23 8:53 by さくらんぼ の再掲)
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)