
#ネタバレ 映画「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」
「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」
2019年作品
映画「スピード3・こんどは気球だ!」
2020/1/27 16:45 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)
映画「スピード3・こんどは気球だ!」
そんなタイトルを付けたくなりました。
ここに犯罪者は出てきません。
敵は勝てるはずもない大自然です。
だから、クライマックスは、ハラハラ・ドキドキの連続。
さらに、純粋なアクション映画ではありませんので、人物描写はわりと濃いです。
総じて、良い仕上がりになりました。
★★★★
追記 ( 夢と現実 )
2020/1/27 17:25 by さくらんぼ
よく、落下傘で降下するシーンなど、地表近くで、枝の間を擦るようにすり抜け、引っかかったり、着地したりするシーンがあります。
あれで、ほとんど無傷なのが信じられません。
少年の頃、自転車を運転していて、ふらふらと道路の端に寄り、公園の植え込みを軽くこすったら、ハンドルを持つ手の甲に擦り傷を負ってしまったことがあります。
あの経験から言えば、落下傘降下時は、下手をすると、猛牛の角で刺されたような、大けがをする心配があると思います。
「枝がクッションになって…」みたいな話、本当はどうなのでしょう。
追記Ⅱ ( 「だまし絵」の童話 )
2020/1/28 22:13 by さくらんぼ
この映画「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」の深層は、「シンデレラ」、あるいは「白雪姫」、それとも両方を合成しているのでしょうか。
女性の「靴」が重要な役割をしているし、「灰かぶり姫」の「灰」は「雪」かもしれない。
「かぼちゃの馬車」は「気球」にも見えるし、戻らなければいけない「最高度」は「午前零時」かもしれない。
でも、「リンゴ」も出てきたような気がするし…。
追記Ⅲ ( 三者三葉 )
2020/1/29 9:49 by さくらんぼ
群衆が見守る中、まさに気球が飛び立とうとするとき、彼と彼女、そして融資した投資家が映ります。
( 表現は正確ではありませんが )
① 気球操縦士の彼女は「天候が悪くなりそう。今日は危険よ、中止した方がいいわ」。
② 気象学者の彼は「研究のためなら、これしきの危険、学者は恐れない」。
③ 資産家は「中止したら、損害はどうしてくれるんだ」。
と言いました。
「人は仕事によって見える景色が違う」と思いますが、その通りの世界観が描かれていて、面白いです。
そして、多数決の2対1で飛ぶことになったら、①の彼女はショーマンに豹変するのです。
気球が上昇するとき、地上から気球が見えなくなるまでの間、どんなパフォーマンスをしたら、群衆が喜び、話題になるかを計算し、サーカスじみたことまでするのです。
ちなみに、私はと言えば、③を説得し、実験を中止させる方法を考えていました。
「実験を中止すれば、確かに大損するかもしれませんが、反対を押し切って続行し、死人がでれば、あなたは国中の世論を敵に回すことになりかねませんよ!」、などと言って。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)