#ネタバレ 映画「バトル・ロワイアル」

「バトル・ロワイアル」
映画「CURE」（キュア）から 映画「15才学校Ⅳ」 へ
2022-01-14 10:55byさくらんぼ

（　引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。　）

（ 映画「CURE」（キュア）、映画「15才学校Ⅳ」のネタバレにも触れています。 ）

人と心を通わせることは問題解決につながります。しかし映画「CURE」（キュア）は逆に身の破滅を引き起こします。寒々とした救いの無さが後々まで尾を引き、胸を苦しめる悪夢のような映画でした。それは人と心を通わせられないことが、生き地獄で あることを、本能としてわれわれは感じられるからなのでしょう。

さて、映画「バトル・ロワイヤル」ですが、私は監督の真意をはかりかねていました。しかし、映画「CURE」（キュア）を思い出すと解ける気がします。映画「バトル・ロワイヤル」断絶の映画だったのでしょう。大人同士、大人と子供、子供同士、すべてが断絶する映画です。断絶の悲しみと苦しみの映画だったのです。そんな中、心を通わせようと努力している人たちが見るものを慰めてくれました。

この2本を観た方は、映画「15才学校Ⅳ」 もぜひご覧ください。

（　2001/1/10 0:00 by 未登録ユーザ まちのひ の加筆再掲  ）

（ 　最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。）

sakuranboのパレット｜note