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#ネタバレ 映画 「未来よ こんにちは」

「未来よ こんにちは」
あ、猫になった…
2017-03-29 10:44byさくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

伊東ゆかりさんのCDを買いました。

さっそく念願の「恋のしずく」を聴いてみました。幼いころの記憶では癒し系ボイス「女フランク永井さん」のイメージがありましたが、今聴くと「あまえるな!」と言いたくなるような、くすぐったい「猫のセレナーデ風の歌声」でした(ほめてます)。

余談ですが、そう言えば若いころ、先輩の家に遊びに行ったとき、先輩も奥さんにそんな言葉を言っていたことを思いだしました。あの時は「幸せな先輩!」と思いましたが。

ところで、この映画「未来よ こんにちは」では、ヒロインのナタリーは突然夫に捨てられてしまうのです。母も病気になってしまうし、気がつけば寂しい環境に。

残ったのは母が溺愛していたパンドラという名の黒猫。しかもナタリーは猫アレルギー。

しかし猫を捨てるわけにもいかず、それどころか、ちょっと見えなくなると心配するナタリー。

どうも、あの黒猫が(名前を含めて)重要なキーのようです。

そう思っていると、映画の終盤に、寂しさの極まったナタリーが恥も外聞も捨て、自分の教え子でもあった若い男友だちの家に押しかけ、ベッドに寝転んで「なぐさめて…」みたいな事を言うのです。

「あ、猫になった…」。

私はそう思いました。どうやら、これがこの映画の着地点のようです。

海辺の家と、山の家が出てきて、ぼ~と観ているだけで癒される作品でした。今回もご多分に漏れず、だいぶ寝てしまいましたが。


       (  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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