#ネタバレ 映画 「ミスター・ガラス」
「ミスター・ガラス」
2019年作品
闇には葬られたくない
2019/1/24 22:11 by さくらんぼ
( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )
映画「羊たちの沈黙」、あるいは映画「キャリー」みたいな深刻系の映画かと思いましたが、表面的には、もっとコミックしていました。
しかし、この作品の元になったらしい映画「アンブレイカブル」は、観るには観ましたが詳細を忘れてしまいましたし、映画「スプリット」に至っては観ていません。
そんな訳で、少々消化不良な点も残りましたが、アクションがプロレスみたいな肉弾戦なので、手に汗を握り、それは疲れるほどでした。
★★★★
追記 ( 闇には葬られたくない )
2019/1/24 22:37 by さくらんぼ
「 超能力者は実在するが、当局によって隠蔽されている。アメコミは虚構ではなく、密かにその超能力者の姿を描いたものである 」。
この映画「ミスター・ガラス」は、その超能力者たちが、決死の覚悟で脱獄し、自分たちの真の姿をネットに流すお話し。
もちろん、このお話は虚構ですが、私は超能力の存在を全否定はしません。
ご承知の方も多いと思いますが、私には少々「気」や「オーラ」が見えます。気功をやりますから、少しは「気」を操ることも出来ます。
しかしながら、現代科学では、少なくとも「気」は存在しないことになっているようです。だから、「気」の話は「人前ではあまりしない方が良い」と助言してくださる人もいて、リアルでは私もそのようにしています。
もちろん、それを超能力と言うつもりはありませんが、私たちはそんな微妙な世界に生きていますので、当局によって隠蔽された彼らの哀しみを、どこか人ごとだとは思えなかったのです。それが、後半に感じた、シリアスなドラマを観ているような痛みでした。
追記
映画のタイトルにもなった、車イスの男(ミスター・ガラス)。彼の雰囲気が、どこか、今は亡き車イスの友人に似ているのです。それも、私の心を震わせた理由の一つだったのかもしれません。
その彼は大学も出ていますし、普通自動車も運転しますが、青年時代に病気で車イスになり、言葉も不自由になったので、知らない人は知恵遅れと誤解して、幼児言葉で話しかける事もあるのです。彼は笑顔で応じていましたが。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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