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ネタバレ 映画「やっさだるマン」

「やっさだるマン」
2018年作品
もうひとつの、映画「グレイテスト・ショーマン」
2018/4/26 21:52 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

映画「やっさだるマン」は、映画「グレイテスト・ショーマン」みたいにパワフルでもありませんし、もちろんミュージカルでもありません。

でも、両方とも世界観が個性的に描かれていますし、続けて観ると、おもしろいかもしれません。

★★★

追記 ( 最大のミステリー ) 
2018/4/27 8:17 by さくらんぼ

目黒祐樹さんがマスター役をしている、スナックのような店が、主人公たちのたまり場になっています。

カウンターで歓談するシーンがよく出てくるのですが、後ろのテーブル席に、いつも、同じような一人のおじさんが飲んでいるのです。

それも、画面の端っこではなく、登場人物数人の、中央辺りのすき間から、ちょうど見えるように、配置されていたり。

あの人は誰?

もしかしたら、市長さんのカメオ出演かと思って画像を見てみましたが、ちょっと違う様な…。

追記Ⅱ ( 乙女の祈り ) 
2018/4/27 8:28 by さくらんぼ

ダルマにもたれ、気持ち良さそうに眠っている女の子の写真があります。

何回か出てくるシーンですが、ダルマに入っている男の子は彼女の幼なじみで、しかも、鈍感な彼は気づきませんが、ずっと彼女は惚れているのです。

だから、たぶん彼を追いかけ、市役所に就職した。

あれは、「留守中、彼のベッドで、夢を見ながらお昼寝する女の子」、みたいなシーンだったのでしょう。

追記Ⅲ ( 公務員を辞め、夢を追いかける ) 
2018/4/27 8:50 by さくらんぼ

チラシにビデオカメラを構えている女の子が写っています。アニメ声だと思っていたら、やっぱり有名な声優さんとのこと。

彼女は、とりあえず一年契約で市役所に入ってきました。イベントのための助っ人として。

そんな彼女、映像処理の仕事がとても優秀な上に、人情の機微も分かるし、人柄もよく、一年後にはすっかり職場の信頼を勝ち取っていました。

彼女が望めば、契約更新、そして正職員への道も開けていたと思いますが、一年で辞めることになったのです。

映像の仕事が面白くなったから、東京へ出て勉強し、映画製作の道を歩みたいのです。

才能ある人は、それを開花させて下さい。公務員という裏方さんでいるのではなく、表舞台に立って活躍してください。応援しています。池波正太郎さんや、役所広司さんみたいに。

主人公たちは、きっと心で、そうエールを送ったのだと思います。

追記Ⅳ ( 着ぐるみの人生 ) 
2018/4/27 9:01 by さくらんぼ

ダルマ(着ぐるみ)の中にいる、声も出せない人間は、裏方さんという事で、公務員の記号でしょう。

しかし、映画監督になりたい彼女もそうでしたが、ミュージシャンになりたい主人公の男の子も同じで、ほんとうは才能を信じて自己表現をしたかったのです。

主人公も、このイベントの後、あきらめていた音楽の夢を再起動したようです。


( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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