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vol.5『子どもの食事・好き嫌い』本能が守っているものは?
こんにちは。赤ねこです。
今回は、『子どもの食事・好き嫌い』がテーマです。ラジオでお話したことの要点を書いていきます。
それではいってみましょう!
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■ まずはお悩みの整理から。
■ 「親が食べてほしいものを」→ 「子どもが食べない」 oh no!
■ 「親が食べてほしくないものを」 → 「子どもが食べる」 oh no!
■ 親が想定している(理想だと思っている量)よりも、多い(or 少ない)oh no!
■ だから、心配だぁ!!
■ 本心、子どもの「健康」を願っている。不足とか過剰とかで、病気になってほしくない。
■ 食べ物が原因で、子どもの健康、成長にとってマイナスなことが起こるのではないか。と心配。
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■ 赤ねこの体験。自身のアトピー・体調不良などから、ものすごく栄養学とか自然食など勉強してた時がある。
■ その時は、「こうさせたい」「こうさせたくない」という強制したい思いが強かった。
■ 自分の食事もコントロールしていて、子どもにも夫にもコントロールが強くなる。
■ 自分の方が正しいと思っていたし、子どもや夫を「間違っている」と思っていた。
■ 勉強している私が正しいことを知っているという驕り。
■ 知識が正しくて、本能や欲求は間違うと思っている。
■ いつも家族が「間違わないように」見張っていた。(自分も、子どもも、夫も)
■ 押し付ける方も、押し付けられる方も、きつい。
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■ それは、本当か? 本当に親の方が正しいのか? 本当に子どもが間違っているのか?
■ 勉強したから、健康になり方を知っているとは限らない。
■ 何も知らない「本能」の方が、自分の健康を知っている可能性もある?
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■ 野菜は健康にいい。という常識がある。が
■ しかし、子どもが野菜を食べないことが、逆に本能にかなっているということを書かれている本もある。
■ 子どもが食べたがらないものは、本能的に理にかなっているかもしれない?
■ 知識では正しいことも、間違いはある。
■ 自分の思い込みを外すために、逆の研究を探してみるのはおすすめ。
■ (例えば、「玄米が体にいい。」と信じていたら、「玄米が体に悪い」という話も聞いてみる。でも最終的には、自分で確かめてみる。)
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■ 大人と子どもは性質が違う。合う食材も違う。
■ 一人一人性格も違うように、その子どもに、合う食材と合わない食材があったりする。
■ その子にとって、消化が得意な食材と、食材が苦手な食材がある。
■ 人それぞれ、性格が違うように、消化の性格も違う。
■ 子どもが避けようとする食材が、本能が教えてくれてる可能性もある。
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■ 頭で考える「体にいいこと」(知識)と「体が欲しているもの」(感覚)は、けっこう違うことがある。
■ 知識や勉強をした人は、それが正しいと思いがち。
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■ 基本的に、体は、「生かそう」「バランスとろう」とやっている。
■ たくさんのストレスや抑圧があったとして それをゆるませるために「甘いもの」を欲していたり、「たくさん食べたり」して、心をゆるませよう、精神を守ろうとすることがある。
■ 体は、生命のために、もっとも優先すべきことを優先する。
■ 「食べたい」ということは、「これを欲しているんだな」とまずは素直に受け入れる。
■ なんか、異常な食欲が出たときは、「なにか、あるかな?」と自分を振り返ると、「あーなんか緊張が続いていたな」とか気付くこともある。
■ 日ごろの我慢や、欲求不満や、重圧などを、少しでも発散することが、体にとっての最重要事項の時もある。
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■ 食をコントロールするのではなく、根本の部分を改善していく。(自然体に過ごす方向に)
■ 食はいまの状態を教えてくれるもの。自分を知るには重要な材料。
■ 自分が食べたくなったものを、すぐに、「いい」「悪い」と決めつけない。
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■ 食べ物は、その時のヘルパー。その時に必要なエネルギーをくれるもの。力を貸してくれるもの。仲間。
■ 今、この活動をするのに、この食べ物(ヘルパー)が必要というときに食べたい欲求がわく。
■ 人と食べ物(ヘルパー)の相性がある。
■ 自分にしか、今、どんな(食材)ヘルパーが必要かは分からない。
■ 赤ねこの家庭では、一人一人が、今日は何を食べたいか、自分の体に聞いて、自分で決める。
■ 食べる時間も、量も、内容も、常に「今の自分の状態を感じながら」決める。
■ 「これも栄養的に食べといたほうがいいよね」という知識が先行の食べ方はしない。
■ 赤ねこの家では、「たべなさい」はない。食べたいときに食べるが基本。お腹すくタイミングは人それぞれ違う。
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■ 基本、人が食べるものは心配になる。自分とすごく違うから。
■ 自分と同じじゃないと心配。(人間だもの)「私だったらそれをそんだけ食べたら怖い」
■ 健康を多角的にみる。
■ 病気になったとき、「この食べ物の力を借りて、乗り切った」という経験をした時(例えば、ガンだったのが、この食べ物で治った)、治った後も、その食べ物(ヘルパー)がいないと、とても生きていけないという依存状態になったりする。
■ その食べ物が「絶対神」みたいな信仰にはまってしまうということもある。
■ たしかに、その食事(のエネルギー)の力を借りて、乗り越えた障害があったとしても、人間の体は、どんどん変化している。
■ 助けてくれたヘルパーを手放せなくなって、恐れが発生して、不自由になって、逆にストレスになることもある。
■ その時は、その食べ物(ヘルパー)が必要だったとしても、今は、必要ないかもしれない。
■ 「今」自分に必要なのは? とまっさらな気持ちで感じてみる。
■ 「過去の自分」と「今の自分」は違う。「自分」と「子ども(夫)」も違う。
■ 自分にとっては、今、その食べ物(ヘルパー)が必要だとしても、他人にも、その食べ物が必要だとは限らない。
■ 毎日、毎日、どの食べ物(ヘルパー)が必要か変わっている。
■ 必要なヘルパーは、「わぁ。美味し~~」 必要でなくなったヘルパーは「なんか、飽きてきたな」みたいな。
■ 「美味しい」は、今の自分にぴったり!!の合図。いい悪いのジャッジをせず。
■ 「頭」(知識)で選ぶ、から、「味」(感覚、本能)で選ぶ。
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■ 体に入れるものだけでなく、体から出ていくもの(排泄物、汗、体臭、口臭)も観察してみる。
■ 体に入れるものと、体の状態と、体から出るもの。それが、すっきりした循環が起こっているかな?と見てみる。
■ 食欲をコントロールするのは結構きびしい。食欲が暴走するとかいう人も、その根っこをみる。メンタルケアが必要。
■ 禁止したり、制限したりは無理がある。
■ 食事は自然と変わるときは変わる。「変える」ものではない。
■ 自分の感覚を信じられるようになると、人の感覚も信じられるようになる。
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以上、要点でした。
ではでは、質問、お悩み、コメントにて受け付けておりまーす☆