おじさん、DNAを感じまくる、の巻
「ちょっと! A男(長男、高1)にこの間のクラス遠足の件、根掘り葉掘り聞こうと思ったら、質問の途中から生返事になって、最後は『もう、いいでしょ? そんなに詳しく聞く必要ないでしょ!』って言われたんですけど!(怒)」
いやいや、朝からいきなり「(怒)」って言われても…。トホホ…。
「ああ、そうなの? で、あいつ、結局、メイドカフェ行ったの?」
「結局、行ったらしい(笑)友達と!」
「で、どうだったって? 楽しかったって?」
「あんまりだったみたい。『まぁ、行きたいって友達から誘われて、とかだったら行くかもしれないけど、自分一人では行かないなぁ』だって!(笑)」
完全に一緒やん。
俺が会社の飲み会で、後輩の女子社員に「男の人って、なんで高いお金払ってまでして、キャバクラとか行くんですかぁ?」とか聞かれた時の「うーん、そうね。まぁ、他愛のないバカっ話をして、なんのストレスもなく、ただ、ただ、酒飲みたいって時があるんだろうね。知らんけど」
「え?『 知らんけど』って、青山さんはキャバクラとか行かないんですか?」
「俺は、そうねー、学生時代の仲間とかと飲んだあとの二次会、三次会で、そういうの好きな奴から『どーしても』って誘われたら行くくらいかなぁ。自分からはわざわざ行かないなぁ」って、まんま同じこと答えとるやん!
でもほんとは、毎週、馴染みの熟女キャバクラから『営業LINE』もろとるやん!
そんで何回かに一回はちゃんと通っとるやん!
もちろん一人で。(コロナ禍の前の話ね)
ということで、DNAは、こういうところにもハッキリと現れるということが証明されました。
そう言われてみると、そのクラス遠足に行った日以来、長男のスマホのLINE着信音が頻繁になったような…。
あいつ、まさか…。
おわり