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顧客心理をグッとつかむ販売のプロから学ぶこと

今回の記事は私の顧客体験です。

メガネが欲しくて買いに行ったら、グッと心を掴まれた話。

前提として購入前の悩みはこんな感じでした。

中学の頃からメガネ生活がはじまり、メガネは私にとって命の次に大切な人生の必須アイテム。

なのですが、どうにもこうにもメガネ姿がダサいのが悩みでした。

そんな自分を見るのがイヤでメガネは完全にオフの姿。

次にメガネを買うときはおしゃれメガネを買う!
そう心に誓っていたので、おしゃれなメガネ販売員さんのもとへ伺いました。

大阪・堀江にあるメガネ屋さん

大阪の堀江といえば、おしゃれな人が集まる街。

そんな素敵な場所にある、これまたおしゃれな佇まいのメガネ屋さん「グラスファクトリー」さんへ。

そこで働くモリトモエさんにアドバイスをいただきたかったんです。

モリさんとはカラーの繋がりで出会いました。

オンラインでしかお話ししたことがありませんでしたが、画面越しからでも漂ってくる個性とセンス。

メガネ選定歴20年、カラーの知識も豊富、そしておしゃれで面白い

そりゃお願いするしかないでしょ!

何を買うか?ではなく、誰から買うか?
が大事だと言われますが、まさに「誰=モリさん」一直線です。

京都からはるばる1時間半かけてお店に行ってるんですからね。

初めてばっかりの検診

本題と少しズレるのですが、面白い検診をしてもらったので記録しておきます。

メガネを作るなら、視力を測ってレンズの度数を決めるための検診が必須。

これは眼科でもどこのメガネ屋さんでもやることです。

グラスファクトリーさんでは、今まで経験したことのない検査もたくさんしてくださいました。

知識のない私では詳しく検査内容をご紹介できませんが、面白いなと思ったものをひとつ。

左右の目の筋肉の使い方を調べる検査。

どこの筋肉が緩んでいて、どこの筋肉が頑張っているか。

緩い方に流れそうになるのをもう一方が一生懸命引っぱっている。

そんなことは日常生活では全く無自覚なので、知らず知らずのうちに肩こりで現れたりとか。

検査の内容ももそんな話をお聞きするのも初めてのことで興味津々です。

(色彩検定では眼のことを一部マニアックに学ぶので、余計に興味深かったのです)

プロに選んでもらう醍醐味

私は「色彩で見た目の戦略」を考える仕事をしているので外見のことはある程度分かっていますが、やっぱり自分のことは分かりにくいもの。

常々できる限りその道のプロにアドバイスして欲しいと思っています。(髪型とかネイルとか)

「この顔の形にはこのデザインのメガネが合う」という一般論は分かっていても、冒頭で書いた通りどうも自分のメガネ姿がイケてない…
モリさんに訴えましたよ。

モリさんはそんな悩み・要望をしっかりくみ取り、私の雰囲気・仕事内容・好みまでたくさん加味して、瞬時にメガネをご提案くださいました。

好みといっても、どんなのが好きかなんて細かく伝えていません。

でも出してくださったのはホントどれも私好み。

試着して顔の大きさや目とのバランス、全身で見た時のバランスまで教えていただきました。

全身鏡でメガネ姿を確認するなんて初めて!
メガネって顔だけじゃないのですね!


そして色の相談にも乗っていただきましたよ。

メガネのプロから聞くメガネの色の話は、専門に特化しているからこそ説得力があって。

勉強になります。もっともっと聞いていたい。

メガネの提案ではなくメガネライフの提案

メガネはフルオーダーです。
フレームを決め、後日受け取りのため2度目の訪問。

これに決めた!

やっとおしゃれなメガネを手にできた嬉しさもありますが、感動したのがモリさんのお心遣い。

1回目の訪問でお話ししたことを丁寧に掘り下げて、5ページにも渡るレポートを書いてくださったんです。

モリレポート

内容は
・青柳メガネデータ
・購入したメガネブランドデータ
・青柳スタイルにマッチングなワケ
・似合うポイント①「かたち」
・似合うポイント②「色」

レポートって書きましたが、愛のこもったお手紙ですよ!

モリさんの審美眼、観察力、分析力のすごさが詰まりまくっていました。

モリさんの審美眼、観察力が発揮された一例
私をイメージして選んでくださったシール
3色が洋服の色と似ていた!


今回はアドバイスをゆっくりお聞きする時間がなかったのでレポートをサービスで書いてくださったのですが、そのお気持ちががが、、(*''ω''*)

「メガネを買う」が目的ではなく、メガネを使った生活が豊かになるように。

買った先にある暮らしの提案をしてくださるモリさんの温かい接客マインドは学ぶことだらけです。

惚れますね。
ファンになっちゃいますよね。

ファンができる人ってこういう方なんですね。

販売のプロ=物凄いテクニックがある人
なのではなく
愛ある気遣いができる人

言葉にすればたった一言ですが、モリさんのキャリアと人を見るセンスがなせる技なんだと思います。

モリさんと同じようにできなくても、お客様の背景にある暮らしをどこまで想像できるか。

私も含めサービスを提供する側は日々考えないといけないことですよね。

モリさん、この度はありがとうございました^^

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