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ベースがツボな曲

カーラ・ブレイ, アンディ・シェパード & スティーヴ・スワロウ『トリオ』

Carla Bley - piano
Andy Sheppard - soprano saxophone, tenor saxophone
Steve Swallow - bass guitar

今朝は#ベースがツボな曲ということで、カラー・ブレイ『トリオ』。トリオと言ってもドラムレスでサックスが入っている変則トリオだが、じっくり聴かせるスティーブ・スワローのベース・ラインのイントロがいい。

もともとエレベはそれほど好きではなく、聴くならウッドベースの重厚感を好むのだが、このカーラのアルバムのスワローのベースがいい。三者三様でいいのだが。カラー・ブレイはピアニストとしてより、コンポーザーとして女性ながらバンドリーダーでジャズ界を引っ張ってきた人だが、その好サポートをしていたのが、スティーブ・スワローだった。

カーラには「リベレイション・ミュージック・オーケストラ」というチャーリー・ヘンデンをリーダーにしたバンドグループもあるのだが、カラーのスタイルとしては、よりスティーブ・スワローを添えてポップなサウンドにした方が良かったのかな。その頃のアルバムでは『ライブ!』とか『ヘビー・ハート』が有名。

バンドとしては管楽器をフューチャーした曲が多くて、じっくりスワローのベースを聴くのなら小編成のトリオがいいだろう。デュオ・アルバムもあるが。

連続写真のように三枚同じトリオのアルバムが出ているのだが、最初に出た『トリオ』がやはり一番いいだろう。


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