百人一音(ギター、その他編)
ギターで10ぐらいは埋まってしまいそうもするが、あとベース&ドラム、ビッグ・バンド&コンポーザーぐらいになるとそのぐらいかもしれない。日本人ジャズというのがあったと思ったのはボーカルでもあまり紹介できなかった。多分変化球を入れるとおもうんだけど、小島麻由美とか、そうだ、ブリジット・フォンテーヌも忘れてしまったな。コンポーザーのところでアート・アンサブル・シカゴで上げればいいか?ギターは純粋にジャズギター系にしたけど、外れる人もでてくるかも。
61 ジム・ホール『アンダー・カレント』
ビル・エヴァンスのアルバムだがジム・ホールもいいんで。これがインタープレイの世界だよな(ギターとピアノのデュオなんでわかりやすい)。
62 グラント・グリーン『アイドル・モーメント』
これはグラント・グリーンのアルバムというよりもデューク・ピアソンのコンポーザーとしてのアルバムだと思うが、メンバーもいいし、各ソリストの演奏もいい。まあ、夏に聴きたいアルバムという感じか?
63 『マサダ・ギター』
ビル・フリゼールとマーク・リボーというジョン・ゾーンのお友達系ギターリストは無視できない存在だが、彼らに混じってティム・スパークスって何者と思ったギター・ソリスト・アルバムです。
「マサダギター」よりこっちのほうが凄さがわかるかな?
64 ウェス・モンゴメリー『A Day In The Life』
ウェス・モンゴメリーはオクターブ奏法で有名なんで、そういうアルバムを進めればいいのだが、なんか夏のジャズ喫茶で冷房の中で聴くにはいいかなと思ってこのアルバムにした。ウェス・モンゴメリーのビートルズナンバー(でもあまり有名じゃない)。まあ、クロスオーバー的な走りなのかな。このへんからジョージ・ベンソンとか始まったような気がする。今日は選ばないけど。
65 カルロス・サンタナ『アフリカ・スピークス』
カルロス・サンタナは出た頃は馬鹿にしていたけど、最近はけっこういいなあと思ってしまうのは何でなんだろう。ジャズというよりもワールド・ミュージックという範疇で、ブイカと共演したアルバムとか驚かされた。
66 ジャンゴ・ラインハルト『ジャンゴロジー』
ジャンゴは奇跡のギターリストでジャズというよりジプシー(今はロマと言わなきゃいけないんだっけ)音楽の人というイメージだった。このあるばむより映画『ルシアンの青春』のサウンド・トラックとして出たアルバムがあり、そっちの方が映画とダブって印象深い。あと甲斐バンドの「かりそめのスウィング」だよな。
67 MJQ『ラストコンサート』
「ジャンゴ」というえばMJQのこの名曲を思い出す。オリジナル版よりも『ラストコンサート』で聴いたのが思い出深く、それはアンコールナンバーだったからだろうか。でもこのあとに復活したりして、それがちょっとと思ってもいたのだが、こういう解散コンサートは印象深い。またこのアルバムはスタンダードが多いので入門盤としてもいい。
68 ゲイリー・バートン『クリスタル・サイエンス』
ヴィブラフォンが出てきたのでゲイリー・バートン。バイブというとミルト・ジャクソンという感じだが、ヴィブラフォンという響きはゲイリー・バートンの感じがする。これはライブ・アルバムも出ていてそっちから聴いたのだが、特にゲイリー・バートンの清涼感は夏のジャズという感じだ。
69 ジェレミー・スタイング『ホワッツ・ニュー』
これもリーダーはビル。エヴァンスのアルバムなのだが、ジェレミー・スタイングのフルートを一躍有名にしたアルバムだった。そうだ、フルート言えばローランド・カークのノイズ・フルートを思い出すな。次はそれか?
70 ローランド・カーク『ヴォランティアード・スレイヴリー』
ローランド・カークはマルチ奏者で自分で楽器を作ってしまう人で大道芸的な黒人ミュージックな人だからゲテモノ扱いしれるのだが、ローランド・カークを知る人は、ミンガスのバンドやこのライブ盤なんかは、凄さを感じると思うのだが、やっぱノイズフルートを見てみたい。
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