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鳥の囀りとクンビアジャズ

Charles Mingus『Cumbia & Jazz Fusion』(1978)

Charles Mingus: bass, vocals, percussion, arranger
Jack Walrath: trumpet, percussion (tracks 1 & 2)
Jimmy Knepper: trombone, bass trombone (track 1)
Mauricio Smith: flute, piccolo, soprano saxophone, alto saxophone (track 1)
Paul Jeffrey: oboe, tenor saxophone (track 1)
Gene Scholtes: bassoon (track 1)
Gary Anderson: contrabass clarinet, bass clarinet (track 1)
Ricky Ford: tenor saxophone, percussion (track 1)
Bob Neloms: piano (track 1)
Dannie Richmond: drums (tracks 1 & 2)
Candido: congas (track 1)
Daniel Gonzales: congas (track 1)
Ray Mantilla: congas (track 1)
Alfredo Ramirez: congas (track 1)
Bradley Cunningham: percussion (track 1)
Dino Piana: trombone (track 2)
Anastasio Del Bono: oboe, english horn (track 2)
Pasquale Sabatelli: bassoon (track 2)
Roberto Laneri: bass clarinet (track 2)
Giancarlo Maurino: alto saxophone (uncredited) (track 2)
Quarto Maltoni: alto saxophone (track 2)
George Adams: tenor saxophone, alto flute (track 2)
Danny Mixon: piano, organ (track 2)

朝6時過ぎににゴミ捨てに行ったらもう明るくなってきていた。正月は7時頃だったから、「春は曙」という気分で今日は鳥の囀りが聴けるアルバムをということでこのアルバムです。

ミンガスの遺作でごった煮ジャズの良さが出ています。フュージョンと言っても電子楽器をただ繰り返すようなジャズではありませんね。フュージョンの元の意味での「クンビア」と「ジャズ」を融合させたフュージョンでした。

クンビアはカリブ海で生まれた黒人奴隷が連れてこられたコンロンビア辺りで発祥したリズム音楽。カリブ海音楽はジャズに影響を与えた部分が大きく、キューバやハイチ、ジャマイカなどの島々で発展したリズムがラテン・特有のルンバやカリオカと言った音楽を生み出した。リズム感があるジャズ・ミュージシャンではラテン系が多いのは彼らの系統なのかもしれないです。

ここではリズムと共に多様な楽器で色彩感溢れる音楽を奏でています。鳥の囀りもその一部をなしている。エリントンのジャングル・サウンドの発展系がミンガスのこのようなこのアルバムを生み出したのかもしれないです。


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