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アメリカ極秘文書からのドキュメンタリー
『P.O. Box 1142:知られざるナチ捕虜収容施設』(Netflix/2021)
イスラエルのドキュメンタリー映像作家ダニエル・シバンとモル・ルシーが共同制作したドキュメンタリー・アニメ。アメリカに亡命したユダヤ人がナチス幹部の(開放的な)収容所で面倒をみる。そして、情報を聞き出すのだがアメリカ軍に師事しているために、本当は殺したいほどだったが、面倒を見るために友好的に対処したという。
ユダヤ人亡命者は、ドイツ語が出来るから面倒を見ながら情報を聞き出す役目。クリスマスにプレゼント(奥さんの下着)を買うためにデパートに行ったりとか。
ナチスの捕虜はロケット開発した科学者とか。ソ連とのナチス科学者の引き抜き合戦。後にNASAでアポロ計画。その頃からソ連との冷戦が始まっていた。
最近公開された極秘文書で明らかになり、まだ生存している証言者のインタビューを交えてのドキュメンタリー。アメリカはこういう極秘文書が後から公開されて、歴史の一部が明らかになる。隠し立てするのは悪いことだけど後から公開されるのはいい。日本だと抹消となるだろうから歴史的反省が希薄になる。
ユダヤ人兵士がナチス捕虜の世話をさせられた極秘の収容施設を知っていますか? | コードネーム「PO Box 1142」の闇 | クーリエ・ジャポン https://courrier.jp/news/archives/270402/