リスペクトはしたんだけど朝にはキツい
Jennifer Hudson"RESPECT (Original Motion Picture Soundtrack)"(アメリカ/2021)
昨日の観た映画『リスペクト』の感動冷めやらぬと今朝からジェニファー・ハドソンのサウンド・トラックを聴いてます。ただこういう絶叫型の歌手は苦手でした。特に朝からこれはキツい。目は覚めますけど。
アレサ・フランクリンにそれまで興味がなく、映画で映像を観てから凄さを感じたのは、そういうことだったのかな。映像だと絶叫スタイルは盛り上がるのだけど、ながら族にとってはかえって邪魔ですね。
だから「ネイチャー・ボーイ」のような微妙な恋心を歌った歌の方がジーンと来ます。ゴスペルも本来なら教会で大勢の人と分かち合ってこそ感動が生まれるのだと思います。朝から内省的な気分で聴いてもうるさいだけでした。
ただそれでジェニファー・ハドソンが駄目だというのではなく、光を浴びた中での歌手だったということですね。ナイトクラブで歌うような歌手ではなかった。それは、ダイナ・ワシントンがアリーサに忠告するのと同じですね。ビリー・ホリデイは暗がりのライブでこそ花なんですね。
だからビリー・ホリデイがアメリカン国歌を歌う姿とか想像出来ない。ジェニファー・ハドソンはアメリカ国歌を立派に歌い上げる歌手だということです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?