シン・俳句レッスン80
今日も画像は借り物だった。今日の題詠は「大根」。大根というと虚子のあの名句があった。
大根下ろしは食べたいけど、すり下ろすのがいつも大変。
こっちのほうがいいかな。おろし金・デスマッチ
俳句の達人(鷹羽狩行)
苦手タイプの俳人だった。「季刊」ってなんなだ。雑誌が年4回発行されることという意味があるが、そういうことを言っているのではないだろう。まず「季刊」の意味を定義せよ!
鷹羽狩行は結局よくわからない人だった。
「天狼」は新興俳句系だと思ったのだが、理知的すぎるというからそうなんだろう。
この句が有名。摩天楼から眺めたセントラルパーク。
俳句いまむかし
坪内稔典『俳句いまむかし ふたたび』から。
春
この年になると一番待ち遠しいのが立春ではないのか。今年も桜が見られたという人の気持ちが分かるようになってきた。一ヶ月先か。すぐだな。
鶯じゃなく雀だからいいのか?
「なりたり→うまれたり」の音韻関係がコロナ禍だけど春という気分なのだろうか?意外に音韻で読ます作品が多い(音楽的)。
歌舞伎の口上みたいだな。言い切りが気持ちいいのか。「さて」だよな。
岩田明朝がわからない。
春の雪のようなかな。よくわからん。書体フェチにはわかるんだろうか?
たまには書体を変えるのもいいのかな。今は標準しか使ってないのだが。
これは山頭火ブランドだからいいというのはあると思う。例えばこれが素人俳人が同じような句を投稿しても投稿俳句で読まれることはまずないだろう。この道は山頭火の道なのだ。「春の雪のふる」という取り合わせが俳句の妙だというのだが、そうなんだろうか?
シェイクスピアの森は無意識で迷子になって妖精にであったりするのだという本を読んだので願望だった。シェイクスピアが季語じゃないから、
とか。これも字余りがひどすぎるか。
9・9のリズム。
梅日和は梅を観に行く天気の良い日ぐらいの意味だと思うが、梅干し日和かと思ってしまった。そうだとするとそういう日々はあるんだけど本人は気づかない日々を送っているということだろうか?
「この世から少し留守して」の表現が絶妙だな。梅はまだ咲いてないか?蝋梅はこの時期か?
NHK俳句の選者だった人だ。こういう俳句とは対極だからな。なかなか選ばれない。やっぱ雑誌買ったほうが選ばれやすいのかな。
山田佳乃氏の母上の句だという。親子で意味不明なバレンタインなんてやっているのか。そういうやつは映画「ブルーバレンタイン」な気持ちなんてわからんだろうな?
NHK俳句(兼題氷)
兼題氷で夏井いつき腹黒と思ってしまったのは、氷の兼題が出てときにつららやスケートの説明をせずに、脇句と思わせて投稿させたところかな。その回を確かめてみたら、つらら・スケートが出てきたので、そこに投稿した人も多いと思うのだが、それは氷の兼題ではないと言われる。要は歳時記をちゃんと見ろということなのだが、歳時記から俳句を作ることは本当にそれが自分の言いたいことなのか、歳時記に作らされているのではないかということで、なるべく自分の頭で考えたいと思うのだ。まあNHK俳句に投稿すること自体が夏井いつきの思考で考えて俳句を作るということになるのだが。
あと通学路の凡人とか学校関係が夏井いつきの好みが出てくると思ってしまった。そんな中にあって、これは凄いと思った句があった。
こういう句も取るのか。これはけっこうプロ的な俳句だと思ってしまった。死の情景と氷の二物衝動。左目に映った人の姿がカメラで収められているような衝撃的な映像句。
「バス」は季語じゃないよな。「ブラックバス」が夏の季語?ちょっと驚いたけど魚だった。「バス」を入れて素直に読めばいいのかな。「黒いバス」とか「観光バス」とか。まず歌からイメージがでてきてしまうのだった。
蛙は難しいな。芭蕉をイメージしてしまうから。