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「枯葉」聴き比べ

昨日の「ジャズ・トゥナイト」は「枯葉」と「ニューヨークの秋」の聴き比べでした。ジャズの「枯葉」はシャンソンの「枯葉」に較べ明るすぎると思っていたら歌の内容より曲のコード・チェンジを楽しんでいたのですね。ミュージシャン目線とリスナー目線の違いを感じました。

【聴き逃し】ジャズ・トゥナイト ▽JAZZ聞き比べ特集 10月1日(土)午後11:00放送 #radiru https://www2.nhk.or.jp/radio/pg/sharer.cgi?p=0449_01_3812281
「Autumn Leaves」
Ahmad Jamal
(7分40秒)
<ユニバーサルミュージック UCCC-9074>
「Autumn Leaves」
Sarah Vaughan
(5分32秒)
<ビクターエンタテインメント VICJ-60317>
「Autumn Leaves」
Sam Most
(4分46秒)
<BETHLEHEM TOCJ-62098>
「Autumn Leaves」
Johnny Smith
(4分03秒)
<ワーナーミュージック WPCR-29157>
「Autumn Leaves」
Edmar Castaneda
(3分38秒)
<BARRIO GOLD BG-5065>


ピアノ・トリオでは何と言ってもビル・エヴァンスが有名ですね。

昔、ジャズ友はウィントン・ケリーの「枯葉」が好きでよく聴かされていました。ケリーの特徴であるころころ転がるような都会のアスファルトを転げる「枯葉」でしょうか?

私が好きだったのは、ボビー・ティモンズの「枯葉」。

ホーンではやはりキャノンボールの「枯葉」が定番でしょうか?マイルスの「枯葉」という感じですけど。

ビル・エヴァンスとジェレミー・スタイグも名演のほまれ高い。

どうもこういう激しい「枯葉」は好きになれない。ならばいぶし銀のベニー・ゴルソン「枯葉」とかは。


ヴォーカルではサラ・ヴォーンの「枯葉」が有名ですが、歌詞じゃなく、スキャットだったのですね。これも歌詞よりも曲のコード進行をみんなで楽しんでいたという演奏ですね。

やっぱシャンソンの「枯葉」ですかね。

今回以外に良かったのがJohnny Smithの「Autumn Leaves」

ギターリストの「枯葉」はいいかもしれない。続いて大好きなケニー・バレルです。

そう思うと聴いてみたくなるのがグラント・グリーン。あるのかな?なかったですね。ジョー・パスの「枯葉」で満足しますか?


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