コルトレーンを聴く
今日7月17日はジャズ・ファンなら誰でも頭を下げなければいけない偉大なミュージシャンであるビリー・ホリデイとコルトレーンの命日です。
ビリー・ホリデイはそれほど聞けるアルバムもない(海賊版は数多くありますが、やはり録音が)ので「奇妙な果実」が入っているコモドア版のビリー・ホリデイかな(コンプリートじゃないほうがいい)。
コルトレーンは最初から『バラード』とかでいいと思ってしまうとそれ以降もそのイメージから抜け出せないので、いきなり『至上の愛』でいいと思う。『至上の愛』が駄目な人は、もうコルトレーンは駄目なんだと思ったほうがいい。いきなり「ライブ・イン・ジャパン」を勧めたいぐらいなんですけど。コルトレーンが好きなら一気にそこまで行くと思う。それからまあ通常のモダン・ジャズのイメージで『ジャイアント・ステップ』とか『ブルー・トレーン』とか広がっていくと思いますが、そんな中でもエリントンとの共演アルバムかな。コルトレーンぐらいだとあらゆるジャズ・ミュージシャンと共演しているのでその中で極上な感じなのはエリントンであるかと。
最近のお気に入りはドルフィーとの未発表音源ライブ・アルバム『Evenings At The Village Gate: John Coltrane with Eric Dolphy』。ただこれはドルフィーを聴くアルバムかもしれない。ドルフィーが凄すぎて、コルトレーン必死だなという感じ。