![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69725622/rectangle_large_type_2_f9398063c72c214b8e35c14a41355323.png?width=1200)
時間は戻せないけどアルバムは録音された
Clifford Brown and Max Roach "at Basin Street"( EmArcy/1954)
Clifford Brown - trumpet
Sonny Rollins – tenor saxophone
Richie Powell – piano, celesta
George Morrow – double bass
Max Roach – drums
一昨日がマックス・ローチの誕生日だったのですね。とうとう2日も遅れてしまいました。ただマックス・ローチだけではなく、ここはクリフォード・ブラウンに言及しておくべきでしょう。
クリフォード・ブラウンの魅力は、真っ直ぐなトーンに秘められて明るさと陰りが微妙に青春時代なのでした。青春のトランペットという感じですね。このアルバムの二年後にピアニストのリッチー・パウエルと共に交通事故で亡くなりました。25歳の若さです。その後マックス・ローチはブッカー・リトルと組むのですが、彼も23歳で夭逝しました。
ここではソニー・ロリンズも参加していて当時の最強メンバーですね。ピアニストはバド・パウエルの弟です。クリフォード・ブラウンばかり言われるのですが、彼も早くに亡くなっていますよね。このアルバム中3曲も彼の作曲なので、生きていたらどんな名曲が生まれていたかもしれない。こういうかもは禁止ですよね。