昼下がりはブルース
Ray Bryant『Alone with the Blues 』(1959年)
レイ・ブライアントと言えば、オスカー・ピーターソンの代役で「モントルー・ジャズフェス」で演奏した『アローン・アット・モントルー』が人気盤ですが、ノリノリピアノであるからブルースが非常に上手いピアニストですね。それは、このアルバムでも証明されています。
ワルツやバラードよりブルースを聴かせるピアニストが好きなんだな、とこのアルバムを聴くとそう思います。
レイ・ブライアントというともう一枚ジャズ喫茶人気盤『レイ・ブライアント・トリオ』があり、一時期は幻の名盤扱いされていました。今では最も人気盤なのでいつでも手に入りますし、配信でも聞けます。
でもやっぱりブルースでのレイ・ブライアントは最高です。