2つのヴァイオリンのための協奏曲
『ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲集(カルミニョーラ/ムローヴァ/ヴェニス・バロック・オーケストラ/マルコン)』
カルミニョーラとムローヴァの組み合わせが面白い。ムローヴァというとロシアの厳冬のヴァイオリニストというイメージだったのが経歴を調べると国外ではけっこう自由に弾いているようだ。エリントンとかも。
ここではイタリアのカルミニョーラ得意のヴィヴァルディだから、ムローヴァの方が飛び込んで行ったのだと思う。ロシア人にもいろんな人がいるのだ。本当はバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」が聴きたかったのだがいつかやってもらいたい。そういう日が来ることを願わずにはいられない。