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ジャズ再入門

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私が好きなお勧めジャズ・アルバム。100枚を目標に。
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2021年7月の記事一覧

コルトレーンの楽園から脱出?追放?

"Adam's Apple"Wayne Shorter(Blue Note/1966) ウェイン・ショーターは、コルトレーン亡き後…

やどかり
3年前
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ハードな音で愛を鞭打つ二人のプレイ

Tal Farlow"Tal"(Verve/1956) Tal Farlow – guitar Eddie Costa – piano Vinnie Burke – b…

やどかり
3年前
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サンタナだっていつまでも「哀愁のヨーロッパ」じゃないんだ

"Africa Speaks"Santana featuring Buika(Concord-2019) 昨日に続いてブイカです。いやサンタ…

やどかり
3年前
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レクイエム・フォー・ダニー・リッチモンド

"Mingus at Carnegie Hall"Charles Mingus(Rhino/2021年) Charles Mingus – bass Jon Faddis…

やどかり
3年前
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ジャズ&シネマ10選

今日はジャズと映画10選 『ジャズ&シネマ Vol.2』巨匠マルセル・カルネ監督が当時の若者を描…

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3年前
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サヒブ・シハブはアメリカよりヨーロッパ・ジャズの人だった?

"Companionship"Sahib Shihab( Vogue Schallplatten-1971) Sahib Shihab – baritone saxop…

やどかり
3年前
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ジャズと映画は相性がいい

エレニ・カラインドルー"Music For Films"(ECM-1991) 今日もECMの変わり種です。ジャズと映画は深いつながりがありますが(マイルス『死刑台のエレベーター』から)、このアルバムはテオ・アンゲロプロスの映画の音楽監督のエレニ・カラインドルーの『フィルム・ミュージック』です。ほとんどテオ・アンゲロプロスのサウンド・トラックですね。 そこに北欧のガドー・バルビエリと言われたヤン・ガルバレクが入っています。確か『エレニの旅』では、演奏シーンも出てきました。実

ジャズ喫茶のオヤジは「フューチャージャズ」に戸惑う

Nils Petter Molvær"Khmer"(ECM-1997) 連日猛暑で炎天下に出てはカラー・タイマー鳴り放し…

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3年前
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お盆に聴きたいジャズ

Charles Lloyd"Notes From Big Sur"(ECM-1991) Charles Lloyd - tenor saxophone Bobo Stenso…

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3年前
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暑けりゃ熱いジャズ(冷房の効いた部屋で)

"The Cat"ジミー・スミス(Universal Jazz-1963) Jimmy Smith (org) Lalo Schifrin (arr) Er…

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3年前
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あの頃聴いていたジャズ

"Last Year's Waltz"Steve Kuhn(ECM-1981) Steve Kuhn(P),Sheila Jordan(Voice), Harvie Sw…

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3年前
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「雨乞いのダンス」だったのか?

"Music And Dance"Derek Bailey(REVENANT-2004年) デレク・ベイリーはギターリストの即興演…

やどかり
3年前
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サン・ラはジャズ界の「星の王子様」?

Sun Ra"Lanqidity"(Philly Jazz/1978年)) Sun Ra: organ, synthesizer, piano, arranger, key…

やどかり
3年前
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鬱陶しい夏にお勧めのサンバ系ジャズ

Ivo Perelman"Children Of Ibeji(Enja/1992) ブラジルのフリー系サックス奏者、イヴォ・ペレルマンがフローラ・プリムやポール・ブレイ、ドン・プーレンら多彩なメンバーと行なった スタジオ・セッション! ガトー・バルビエリばりに泣きのブロウが炸裂するスザンヌ・ヴェガの名曲「トムズ・ダイナー」など全10曲収録! (新譜案内より) Ivo Perelman tenor saxophone Flora Purim vocal Don Pullen