図25

熊本地震から見た”情報”という価値

2016年4月14日に震度7の地震が熊本で起きて
まだまだ九州では余震が続いています。


地震が起きた直後はtwitterで熊本の町のリアルな状況が
拡散されました。

また学校のグラウンドに空から読めるように書かれた
不足している物資は画像や動画でFacebookでたくさんの人に
拡散されました。

これはもともとSNSの拡大があったからこそ被災地の外へ情報が発信され
熊本での現在の状況や物資の支援の輪が広がったのだと思います。


某番組で避難されている人にインタビューが行われていたのですが
「現在不足しているものは?」とレポーターが質問をすると
そのうちの多くの方が次のように答えました。


「水」「食べ物」そして「情報」


水や食べ物というのはパッと出てきますが
次に出てくるのが「情報」とは思っていませんでした。

「毛布」とか「服」とかもっと具体的な欲求が形になった
ものだと想像していました。


情報の中にもいろんな内容が含まれています。
・地震の状況
・食べ物や水が支給されている場所
・営業している店舗
          ・・・etc

このように1人1人求める情報は違います。


しかし全員に共通しているのは、
【今、生き残るために必要なもの】
を「情報」という形で得ようとしている。


僕は日頃、情報を発信する魅力をブログで書いているわけですが(http://aoy01.com)「情報」は今現在、昔以上に【価値あるもの】へと人々のなかで捉えられるようになった。


それは小さい内容にしろ、大きい内容にしろ
今を、そしてこれから先の人生を生きるためのレールを作るからだ。


人はありとあらゆる情報の中から取捨選択を繰り返して
先々の人生の道を作っていると僕は感じていて、そう考えると
情報って言うのはとても価値が高いもので、それはお金なんかより
価値あるものってこと。


今回、某番組を通じてインタビューしているのを見て
情報って
時に生き残るための緊急的に大事なものになり得るし
時にしょうもないものでもあったりするし
時に人生を決めるためのパズルのようなピースにもなり得るし。


情報を発信することで
誰かの人生のパズルのほんの1つにはめてもらえれば
なんか共有された感じで嬉しいし、少しでも価値あるもの
だと思ってもらえたらすごい感謝したい。

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