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『星屑鉄道の鉱石カフェ』発売!

今夏、ことのは文庫(マイクロマガジン社)さんより、『星屑鉄道の鉱石カフェ』が発売した。
ことのは文庫さんは装丁が素敵で、Webの宣伝がとてもしっかりしているという印象だったので、是非ともお邪魔できればと思っていたのだが、幸いにもご縁が繋がって刊行に至った次第だ。

装画担当は、流行の最前線で活躍しているイラストレーターの一人、うごんば先生だ。
メインキャラの三柱をとても美しくオシャレに描いてくださって、もはや頭が上がらない。
店内の雰囲気も良すぎる。著者も「ここに行きたい~」と思いながら嘗め回すようにイラストを拝見させて頂いた。
この8月で蒼月海里は十周年を迎えるのだが、こんなに美しい本を皆さまにお届けできて良かったと思う。
勿論、中身も今まで蒼月を支えてくださった皆さまに感謝の気持ちを綴る気持ちで頑張ったので、楽しんで頂けると幸いだ。

オシャレなPVは下記にある。非常によくまとめられているので、本書が気になる方はご覧頂ければと思う。

因みに、蒼月が個人であちらこちらに書き散らしているものをその都度チェックしてくださる熱心な方はお気づきかと思うが、「架羽メメ」を始めとする彼らの話は、以前に少しだけ書いていた。
本作は商業作品するにあたって一新したものである。
メメと一緒にいた二柱にも表向きの名前を与え、メメの思いつきで幻想のカフェを始める運びになったのである。

本書には鉱物を模したスイーツが登場するが、敢えて「鉱石」と表現している理由は本書にて触れているので、鉱物過激派や鉱石警察の方(私もその中の一人だ)もご安心頂ければと思う。
また、現代日本を舞台にしたファンタジー小説だが、パワーストーンの話ではない。スピリチュアル方面はよくわからないという方もご安心して欲しい。
『水晶庭園の少年たち』と同じく、純粋に石そのものに言及する話でもある。

効能がどうのとか関係ない!私は石自体が好きなんだ!(鉱物過激派)
という著者の石愛を少しでも感じて頂ければ幸いだ。

また、オカルト好き著者なので、例によってソロモン72柱が登場するのだが、ソロモン72柱と言えば『咎人の刻印』の御影である。
6巻で御影に召喚されて神無に手を貸した魔神がしっかりと登場しているので、気になる方は要チェックだ。

さて、次の新刊は秋頃の予定だ。

それまで、このビジュがいい3柱があなたをもてなす鉱石カフェに浸って頂ければと思う。


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蒼月海里
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