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『水上博物館アケローンの夜』発売
蒼月海里、初の単行本が遂に発売となりました!
twitter上で、ご購入のご報告や、早くもご感想を多数頂きまして、有り難い限りで御座います!
今回の舞台は、上野の有名観光スポットの一つである東京国立博物館。
悩める男子学生の出流君が、水没した博物館の中でミステリアスな渡し守・朧と出会うというお話です。
歌川国芳の『金魚づくし』の金魚や展示物の埴輪が、動いたり喋ったりするので、『ナイト ミュージアム』がお好きな方にお勧めしたい作品となりました。
かの有名な、みんなのうたの『メトロポリタン美術館』にも近いかもしれませんね。
幼い蒼月はミイラが苦手だったので(今も得意ではありませんが)、『メトロポリタン美術館』が流れる度に戦々恐々としていたのですが、本作はミイラが出て来ないので、ミイラが苦手な方にも易しいお話となっております!
さて、ミイラは出ませんが、蒼月作品恒例の人外は出ます。
嘆きの川アケローンで渡し守をする青年、朧の正体とは。彼の胸中に秘めた想いとは。それらを巡って物語が展開されますので、人外好きさんもそうでない方も、楽しんで頂けますと幸いです。
また、明正堂アトレ上野店さまには、装画を担当された六七質先生の超美麗直筆イラスト色紙(通称:神からの賜りもの)が展示されておりますので、ロケ地巡りと併せてご覧くださいませ。
朧の顔が良過ぎるのと全体的に美し過ぎるので、是非、間近でご覧になって下さい!
本作を作るにあたって、東京国立博物館の研究員さんにもご協力を頂きました。この場を借りて、お礼を申し上げたい次第で御座います。
トーハクの展示物は勿論、ミュージアムショップのグッズが非常に充実しているので、本作をお読み頂いた後は、是非トーハクに訪れてみて下さいませ!
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