2023-12-17「トラックで異世界に ~ ETS2/ATS クリスマスイベント開催」
毎年恒例となる、『Euro Truck Simulator 2』と『American Truck Simulator』で合同の、クリスマスイベントが開催されました。
今年は「クリスマス・ウィンターランド」というイベント名がついています。
ルールは、
「外部契約」というのはオンラインモードのことですね。インターネットへの接続とプロフィール登録が必要になります。
まあでもいつもこのゲームでやることと変わりません。物流拠点から物流拠点へと物資の配達を行うだけです。
それがイベントならではの『クリスマス・プレゼント』関連になるだけです。それでもサンタクロースの一員になれるのだなあ……とテンションが上がる素敵なイベントだと思います。
さて、やることはわかったのですが「クリスマス・ウィンターランド」とはどこの国にあるのでしょうか? ヨーロッパが舞台の「Euro Truck Simulator2」からもアメリカ大陸が舞台の「American Truck Simulator」からも到達できる「クリスマス・ウィンターランド」への行き方がわかりません。
クリスマス・ウィンターランドへの行き方
うえっ。よくわからないことが書いてあります。
試しに仕事を受注してみましょう。わたしのトラックは今、イタリアはシチリア島のコムーネ、「パレルモ」に滞在中です。
ナビどおりに物流拠点にむかい、トレーラーを受け取ります。クリスマスカラーの美しいトレーラーですが、真夏のヨーロッパからは浮いているかもしれません。
トレーラーを受け取るとナビがきりかわり、目的地の「タウン・スクエア」へのナビが開始される……というのが通例なのですが、ナビは沈黙してしまいます。ナビには目的地「タウン・スクエア」への道がわからないみたいです。
ここでドキュメントを思い返します。
地図で見つけてとのことなので地図を開くと、謎のうずまきがマップに多数出現しています。
これがポータルでしょうか。そもそもポータルって何でしょう。なんでマップに表示されているの? ナンデ? 納得いかないことは多いですがともかくこの場所に実際に行ってみましょう。
A19道路のサービスエリアが一番近いうずまきだったのでそこを目的地に指定します。
近所なのですぐ着きましたけど、確かに何かおかしいですね。駐車場に雪が降っている? キラキラ輝いている? これがポータルでしょうか。
危険かもしれませんが飛び込んでみます。枠内に駐車し、エンジンを切ります。普通の駐車場ならここで「休憩する」という選択肢が出てくるのですが、そのかわりに「ポータルを移動する」が出てきます……!
ここまで来たらやるしかないでしょう。ポータルを移動します!
………
………
ん?
トラックごと見知らぬ雪景色の山道にいました。
当惑しつつも雪道をこわごわと走っていきます。エンジンは正常、タイヤは夏タイヤだと思うんですが大丈夫なんでしょうか。
ナビが復活していることに気づいてマップを開きます。マップは「Town Square」という場所を指しています。配達の目的地を発見したみたいですね。
しかし地図がこれだけになってしまいました…どうやらわたしとトラックは異世界に飛ばされてしまったみたいですね……!
無事に、タウン・スクエアの町の広場に仮設された物流拠点にクリスマス物資を運ぶことができました。
かわりに「Christmas Market Hampers」をウィーンに運ぶ仕事を請け負います。ウィーンってあのウィーンですか? オーストリアの?
さっきわたし、シチリア島にいたんですが、まあ世界移動したから関係ないんでしょうか。ウィーン行きの仕事を請け負い、トレーラーを積んで、このウインター・ランドの郊外にある、さきほど出てきたポータルから戻ります……!
はっ…… ここは駐車場……なんだ夢だったのか。実際眠気も0%に戻ってるし夢オチだったのかもしれませんね……
と思いましたがパレルモからウィーンに瞬間移動したことは説明できないですね。
というわけで今回のイベントはトラックごと異世界に移動して物資をはこぶというトンデモイベントでございました。
不思議な雪に閉ざされた異世界から、クリスマス用品やプレゼントを運んだり、郵便局からサンタからの手紙を運んだり……
ウィンターランドの街並みも美しいし、冬至間近の低い太陽に照らされる山々も趣があります。
対向車が来ないのでラリーゲームのように雪山を攻めるのもなかなか面白いです。
どの都市にいても近くのポータルからウィンターランドに行くことができ、ウィンターランドからどの都市でも行くことができます。
ポータルが便利すぎるので「クリスマスイベント終わってもポータル開きっぱなしにしてくれないかなあ」と思わなくもないですが
実際にポータルがあったらトラックのお仕事はなくなっちゃうんじゃないかと思ってしまいますね。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。