
2月3日「調べてる間に過ぎたけど」
恵方調べたけどよくわからなかったです……
「こういうモノだ」というのは出てくるんですけれど「なんでこうなってるのか」がよくわからないのです。
方角に十二支を割り当てて12分割する……わかります。なんとなく。ねーうしとらうーたつみーです。北が子、南が午ですね。
方角を十二支でいう言い方は現在でも「正午」みたいな形でちょっとだけ残っています。
12分割だと「北東」「北西」「南東」「南西」にあたる方角が表せないのがちょっと不便です。
丑と寅の中間を「艮」、辰と巳の間を「巽」みたいにしてうめていきます。これもわかります。
ここだけ中間地点があるとバランス悪いので、他の8箇所も何かで埋めたいところです。
ここで十干を取り出します!
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の中から、
戊己を除く甲乙丙丁庚辛壬癸を十二支の間に入れてゆき、
これで24分割が完成です!
なんで中途半端な戊己がハブられたのか? が謎ですが、ここまではまあわかります。
一説によると戊己は戌、巳に似てて紛らわしいのでハブられたとのことらしいです。
この中で「甲」「庚」「丙」「壬」が恵方にあたるそうです。なんででしょうね。
この四つの方角は東西南北から、左に24分割分ずれた方角ですね。
360わる24は15だから、角度にして15度。
時計だと30分。「壬」は「11時半の方角」ってところでしょうか。
ちなみに「北北西」は16分割だから22.5度でだいぶズレちゃいます。「11時15分の方角」そんな細かいこと言われてもわかりませんが……
毎年この四つの方角の中から恵方が定まるのですが、その年の「十干」によって決められているそうです。
……? 年の十干が急に出てきましたが、なるほど……? その年が「壬」の時は「壬」の方角、「庚」の年は「庚」の方角ということでしょうか。なるほど、わからんでもないです。
「甲」「庚」「丙」「壬」以外の年は、なんかよくわかりませんがルールによって対応する方角が決められているそうです。
ところで恵方は四つ、十干は文字通り10年周期ですので、割り切れないです。どうしてるのかと思ったら「丙」になる年が10年中4年もあるようです。他の方角は10年に2回なのに……
というわけで、足りなかったり、余ったり、ズレてたり、割り切れなかったりと、決まりはわかったけれど、どうしてこうなっているのかはよくわかりませんでした。
こちらもなんとなく割り切れない気持ちですが、せめてみなさまの無病息災をお祈りしつつ。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。