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「『日本音声ナビMOD 彩澄りりせ』作成編2」
fmodをつかってバンクを作成する
scs公式から提供されている、fmodのプロジェクトファイルを開いて、fmodを起動します。
ここは、非常にややこしい手順なのですが、どんな音声であっても手順はほとんど同じなので、先日紹介させていただいた動画を見てもらった方が早いと思います。
わたしが使用した FMOD Studio 2.01.05 では動画と異なる部分がありましたのでその覚え書きと、ランダム音声のやり方だけ、ここで紹介させていただきます。
イベントは "2D Action" を選択する
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「アセット」から「イベント」を作成するときに、イベントタイプとして「2D Action」を選択しました。たまたまうまくいっただけで他のタイプは試していませんが。
アセット(音声ファイル)が1つだけのイベントは、下のAdditional optionsはいちばんうえの、
Create a new event for each asset
をえらびます。これをえらぶことでアセットと同名のイベントを作ってくれるので便利です。
ランダムイベントは"multi instrument"を選ぶ
到着時の音声はランダムで選ばれてほしいので、こうやって選んで
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Additional options を、まんなかの

Create a new event with one multi instrument
を選ぶことでうまくいきました。
MODに必要な残りのファイルを作成して、zipする
あともう少しです。fmodで作ったバンクファイルやGUIDファイルを配置したり、MODに必要なファイルをいくつか作成する必要があります。
ゲームのMODマネージャー画面に表示される情報や説明文、サムネイルアイコンなどです。MODを公開しないのであれば適当でもダイジョブなのですが、
つくります。なぜならその方がテンションが上がるから
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すべてのファイルが揃ったら、圧縮して自分のゲームがインストールされたユーザーフォルダに移動し、ゲームを起動します。
MODマネージャー画面に追加されているのを確認して、使用にチェックを入れます。

楽しくプレイ。同時に作成した音声ナビがきちんと動作しているかチェックします。
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うまくいってたらうれしくて、もっと聞きたいのでプレイして、
アクセントが気になるところがあったら修正して、もう一度プレイして、
ああ、沼ですねこれ。楽しいです。
もっといいMODになってきたらSteamに登録してみようかと思います。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。